【RIZIN】那須川と対戦する藤田大和「勝って人生変える」
10月15日(日)マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-』に出場する藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)の公開練習が、10月4日(水)都内にある所属ジムにて行われた。藤田は同大会でISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISE同級王者・那須川天心(TARGET)と対戦する。
藤田は幼少の頃から空手やキックボクシングを学び、ボクシングではインターハイ・国体2冠、全国選抜、全日本選手権の五冠を制した。2009年のインターハイでは1歳下の弟と史上初の兄弟で同時優勝を果たして話題に。さらに2011年の全日本選手権では北京五輪日本代表、ロンドン五輪の銅メダリストで現プロボクサーの清水聡に勝利するなど、アマチュアボクシング界の至宝ともいえる存在だった。
しかし、2016年の全日本選手権の出場がかなわず、アマチュアボクシングからMMA(総合格闘技)への転向を決意。現在は才賀紀左衛門、村田夏南子と共に練習を積んでいる。
この日の公開練習ではパンチのみのミット打ちを披露、鋭いワンツーを叩きこみ、好調をアピールした。
今年5月、6月とアマチュアMMAに出場し、今回のRIZINがプロデビュー戦となる藤田。那須川との対戦が迫り、「最高の相手、最高の舞台が用意されました。日によってメニューは違いますが、MMAメインの練習をやっていて練習に対する気持ちなど全てが変わっています」とモチベーションは高まっているという。
減量面に関しては「元々ボクシングでは当日計量で56.0kgでやっていました。試合が3時間後にあったことを考えると、むちゃくちゃ気持ちが楽ですね」と笑顔を見せ、「練習量も増えていてご飯を食べながら勝手に体重も落ちて、動きが軽く、気持ちと平行してどんどん調子も上に上がっています」とコンディション面の良さもうかがわせた。
ボクシンググローブよりも表面が薄いオープンフィンガーをはめることで藤田のパンチが相手に当たった時の衝撃はさらに強くなることが予想され、「相手を壊してしまうんじゃないかという怖さがありますね」とニヤリ。試合イメージとしては「天心君は動きが速いので自分から待っていたらダメだと思うので、自分の持ち味を出してガンガン攻めたい」とアグレッシブな攻めを見せたいと話す。
今回のカードが発表されてからは周りの反響が大きく、「ボクシングがなめられないように倒してくれ」という声を掛けられ、期待の大きさを感じているという。
「今回の那須川戦に全てを懸けています。大みそかのRIZINに出場したいとか、那須川戦の後のことは全く考えていません。今回の一戦で勝って人生を変えたい」と力強く“打倒那須川”を宣言した。
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