【K-1】12連勝の武居が武尊と対戦したサラビアを迎撃
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代K-1 WORLD GPヘビー級王座決定トーナメント~』の記者会見が、10月3日(火)都内にて行われた。
K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹(POWER OF DREAM)が、IFS・MTU・TBAフェザー級王者ビクトー・サラビア(アメリカ)と対戦する。
サラビアは高校時代にアメリカンフットボール部に所属していたが、小遣い稼ぎのためにストリートファイトを繰り返していたという悪童。格闘技と出会ってストリートファイトからは足を洗い、アメリカのキックボクシングビッグイベント『Lion Fight』でプロデビューし、プロ2戦目でWBCムエタイ・アメリカ王者をKOするなど瞬く間にトップファイターとなった23歳。
今年4月のK-1に初来日し、K-1フェザー級王者・武尊と対戦して3R2分23秒でKO負けを喫したが、多くのファンからもう一度見たいとの声があり、今回の再来日となった。「マッチメイクを考えて、頑張ればスーパー・バンタム級に絞れるとのことで、スピードを増して武居選手と激突します。目が離せない激しい戦いになると思います。おそらくKOで決まるのではないか」と、宮田充K-1プロデューサー。
武居は4月に開催された「第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝し、初代王者・武尊が返上したK-1スーパー・バンタム級王座に君臨。2014年11月にプロデビューして、12勝(7KO)2敗と14戦目、20歳にして世界の頂点に立った。現在12連勝中と絶好調でサラビア戦を迎える。
「凄い相手との試合が決まったと思っていて、今から楽しみで待ち遠しいです。パンチの打ち合いも出来るし蹴りも速いし、パワーもスピードも全部あって気持ちも強そう。何でも出来る選手だし、自分も全部で勝てるように今から練習します。外国人選手とは2度目なので、いろいろな不安もありますが、いつも通りに勝てればと思っています」と、強敵との対戦に意気込む武居。
ひとつ上の階級から下げてくるが、「パワーのある選手は苦手じゃないので、いつも通りにスピードとテクニックで何とか勝とうと思っています」とパワー差は気にならない様子。
「初代チャンピオンが凄い人なので2代目は大変ですが、武尊選手のような打ち合いを見せられればと思います」と、武尊との試合内容にも負けたくないと対抗意識を燃やしたほか、「今回はヘビー級のトーナメントがあって、他の階級の試合もあるけれど、全部の試合に負けない一番スーパー・バンタム級が面白いととみんなに思ってもらえる試合が出来ればと思っています」と、最軽量級王者としてのプライドが見えるコメントを残した。
また、サラビアからは「4月にK-1で武尊と戦い、日本が大好きになった。今から試合が待ち遠しい。今回もチャンピオンとの戦いになったが、自分は相手が誰であろうと自分の試合を見せるだけだ」とのメッセージが読み上げられた。
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