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【シュートボクシング】SB新エース・海人「このトーナメントは僕のために用意されたもの」

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2017/11/14(火)UP

SB日本ライト級1位・海人

 11月22日(水)東京ドームシティホールにて開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』のSB日本スーパーライト級王座決定トーナメントに出場するSB日本ライト級1位・海人(TEAM F.O.D)の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された

 前戦となった9月の宮越慶二郎戦では5RにヒジによるカットでTKO勝利を収めた海人。
「1R目は試合内容的に押されていたと思うんですけど、宮越選手も打ち合いに来てくれて自分も気持ちだけで勝負した部分もありました。最後にああいう感じでヒジで斬って勝った瞬間は嬉しかった」と試合を振り返る。

 宮越はニンジャ・フットワークと言われている独特な左右に動くステップの戦い方をしてきたことで「正直やりにくかったですね。自分が思っているよりも距離が遠いところから攻めてきました。自分の攻撃が当たらず、1、2Rは迷いました。試合で初めてあんなにパンチをもらい、うまい選手だなとやってる途中で思いましたといい、現在の練習では「宮越さんが使っていたあのステップを盗んで、今ではシャドーでも意識してやっているので今度の試合で見せられるかもしれないです」とニンジャ・フットワークを取り入れていることを明かした。

 今回、他団体のチャンピオン勢が集結したこのトーナメントで唯一ベルトを獲得していないのは海人のみ。

右ヒジによるカットで宮越を大流血に追い込んだ海人がTKO勝ち

「やっと自分がベルトを獲れる時が来たなと思います。ずっと62-63kgで試合をしてきて正直65kgでの試合はまだ意識していなく、まさかここでタイトルマッチの話をいただけるとは思ってもいませんでした。凄いメンバーをシュートボクシング協会は集めてくれたなと思いました。今回は苦戦すると思います」と謙虚なコメント。

 一回戦では元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也(魁塾)との対戦となったが、出稽古先で一緒に練習していたことがあるという。「だいたいどういう動きをしてくるのか想像出来ているので楽しみです。自分よりも背が高いイメージがあり(海人、憂也ともに177㎝)距離も遠いのでやりにくいとは思いますが、自分も勝負出来るところはあると思います」

 最後にトーナメントに向けての意気込みを聞かれると「このトーナメントは僕のために用意されたもの。ここで何が何でもベルトを獲らないと前に進めません。11月でベルトを獲って来年はチャンピオンとしてどう戦っていくかが自分でも楽しみですし、他団体のチャンピオンとの試合もどんどん組んでいただきたいと思います。自分がチャンピオンになる姿をぜひ見に来てください」とアピールした。

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