【ベラトール】ヒョードル復活なるか、ヘビー級トーナメント出場決定
■エメリヤーエンコ・ヒョードル
日本のPRIDEではヘビー級の絶対王者として一時代を築き、2015年大みそかのRIZINで約3年半ぶりに現役復帰。復帰後は2連勝を飾り、今年6月に待望のベラトール初参戦を果たしたが、今回のトーナメント出場予定選手にも名を連ねるミトリオンに1R1分14秒の衝撃KO負けを喫し、デビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。戦績は36勝5敗1ノーコンテスト。
■ロイ・ネルソン
UFCでミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ミトリオンにKO勝ちを収めるなど、ヘビー級トップファイターとして活躍。真正面から打ち合う豪快なファイトスタイル、打たれても打たれても倒れないタフさ、勝利後にぽっこりと出た下腹を撫でるパフォーマンスが、多くのファンから人気を集めてきた。今年5月にベラトールに電撃移籍を発表し、9月の移籍初戦を勝利で飾っている。戦績は23勝14敗。
■チェール・ソネン
UFCで2010年8月にミドル級タイトルマッチ、2013年4月にライトヘビー級タイトルマッチを経験した実力者。記者会見などで対戦相手に辛辣な言葉を浴びせて挑発するトラッシュ・トーカーとしても有名だ。2014年5月に禁止薬物の使用が発覚したのを機に現役を引退したが、昨年9月にベラトールで現役復帰。復帰初戦はティト・オーティズに一本負けを喫したが、6月の2戦目は犬猿の仲であったヴァンダレイ・シウバに判定勝ちを収めている。戦績は30勝15敗1ノーコンテスト。
■クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
パワー溢れるアグレッシブファイトを持ち味にPRIDEで活躍し、日本でもよく知られる。PRIDE消滅後はUFCに移籍し、2007年5月にライトヘビー級王座を獲得。2013年にベラトールがUFCとの争奪合戦の末に獲得し、同年11月にデビュー。2014年5月のベラトール・ライトヘビー級トーナメントでは、決勝でキング・モーを破って優勝。だが、今年3月の再戦ではモーにリベンジを許している。戦績は37勝12敗。
■マット・ミトリオン
アメリカンフットボールの元プロ選手という経歴を持ち、UFCのファイター育成番組「TUF」のトーナメントに参戦した後に、2010年5月に本戦初出場を果たした。デリック・ルイスやガブリエル・ゴンザーガに初回KO勝ちを収めたこともある。昨年6月にベラトールに移籍して2連勝を飾ると、今年6月にはヒョードルを初回TKOに下した。戦績は12勝5敗。
■フランク・ミア
2001年から昨年までUFCに参戦していたベテラン。2004年6月にUFCヘビー級王座を獲得するも、直後にバイク事故による負傷のため約2年間の戦線離脱を余儀なくされ、王座からも自動的に陥落した。復帰後はブロック・レスナー、ノゲイラ、ミルコを破るなど活躍したが、昨年3月のマーク・ハント戦後に薬物違反が発覚し、2年間の出場停止処分を受け、今年7月にはUFCからもリリースされることに。処分明けとなる来年に、今回のトーナメントで戦線復帰すると見られる。戦績は18勝11敗。
■キング・モー
2010年4月にゲガール・ムサシを破ってストライクフォース・ライトヘビー級王座に就いた実績を持つ。ベラトールには2013年から参戦し、ライトヘビー級トーナメントを制するなど、トップファイターとして活躍中。また、RIZINにも参戦し、2015年のヘビー級トーナメントで優勝。さらに昨年の無差別級トーナメントでは、欠場となったシウバの代役として大会10日前に急遽出場を発表し、ミルコと対戦したことでも話題となった。戦績は21勝6敗1ノーコンテスト。
■ライアン・ベイダー
UFCのライトヘビー級戦線で、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ラシャド・エヴァンス、オヴィンス・サンプルー、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラから勝利を上げるなど、トップファイターとして活躍。昨年11月にUFCとの契約を満了し、ベラトールに移籍を果たした。今年6月の移籍初戦でベラトール・ライトヘビー級王者フィル・デイヴィスから王座を奪取し、11月には初防衛も果たしている。戦績は24勝5敗。
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