【RIZIN】神取忍、勝負はメンタル「ギャビのメンタルは強くない」
12月29日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』で、“世界最大最強女柔術家”ギャビ・ガルシア(32=ブラジル)と対戦する神取忍(53=LLPW-X)が、26日(火)都内にて公開練習を行った。
公開練習後のインタビューでは、強気な発言を連発。昨年、負傷欠場した神取の代打としてギャビと対戦した堀田祐美子が、試合中に見せたロープワークについて「何を狙っているのか分からず怖さを感じた」とギャビが言っていたと聞くと、「私の存在(がギャビに恐怖を与える)。プロレスラーの怖さを思い知らせる」とニヤリ。
試合映像は「数え切れないくらい見た」と言い、「弱点は見つけた」とも。その弱点については語らなかったが、「ギャビのメンタルは決して強くないと思っている。そこの部分で上回らないといけない。勝負はメンタルだから。ギャビの心を折らないといけない」と、精神的な強さは自分の方が上だと話す。
1995年と1998年には所属しているLLPWの大会で、192cm・150kgの巨漢柔道家スベトラーナ・グンダレンコとの対戦経験があり、「戦い方は今回と全く違うが、経験値はプラスになる」とし、大きな体格差(ギャビは186cm・95kg、神取は170cm・75kg)があっても「テコが上手く使えれば投げることが出来る」と自信満々。
31年間にも及ぶプロ生活の中で、「1人の対戦相手を意識して1年間という長いスパンで準備をしたのは初めて」とのことだ。
年末の注目される舞台での試合に、「下馬評ではギャビが有利と言われているのは分かっている。でも人間には何が出来るか、全力で挑戦して倒しにいく、そういうことをメッセージとして伝えたい。そしてやる以上は必ず倒さないといけない」との気持ちで向かっていくという。
なぜ戦うのかとの質問には「戦い続ける心、気持ちの部分が大きい。戦い続けることが本質として自分の中にある。年齢は関係ない」と、戦うことが自分の人生だとし、MMA(総合格闘技)への挑戦はこれが最後になるのかとの問いには「集大成を見せたい」との決意を語った。
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