【RIZIN】五味隆典「厳しい試合になる」との覚悟
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(木)都内で行われた。
第7試合で矢地祐介(KRAZY BEE)と対戦する五味隆典(東林間ラスカルジム)は、UFCとの契約を終えて今回が初参戦。日本の大みそかイベントには実に11年ぶりの出場となる。
仕上がり具合を聞かれると「もう体重も落ちていてお腹がすいています。あと500グラムオーバーくらいなので」と減量も順調そうな様子。UFCでは70.3kgで戦っていたが、今回は72.0kg契約。PRIDE時代、無敵の10連勝を飾った73.0kgに近い体重となる。
「ラクというかもう70kgはきついんですよね。力が出ないです。その分、相手もラクな部分はあるでしょうが、少しでも力の出る契約体重にしました」
今回の出場オファーを受けた理由は「オファーをいただいたからね。そういう運命かなって。やってみないと分からないですね。望まれているからオファーをいただけたんでしょうし、お客さんも期待している頑張ります」と期待に応えたいと話した。
オクタゴン(金網で囲まれた八角形のリング)ではなくロープに囲まれた四角形のリングでの試合は約8年ぶり。そのことを聞かれると「リングというよりもUFCのルールと少し違うのでそっちの方がどうなるか。(RIZINならではの)踏み付け、サッカーボールキックも出せればどんどん出していきたい」と、PRIDE時代を思い出して繰り出していきたいという。
ポイントはズバリ「打撃」と五味。「出来ることをやってきました。9月のUFC JAPANが終わって数カ月で爆発的に強くなることはないので、怪我をしないように注意して。年間3試合やるのはこの数年なかったので、なんでこんな年寄りに無茶させるのか」と笑った。
矢地の印象については「荒削りだけど、どんどん前に出て来ることもあるし、カウンターもとることがあるし、つかみどころがない」と評し、「それに対して上手く経験でやろうと思います」と今までの経験を生かして対応するつもり。
五味と言えば“スカ勝ち”だが、今回も狙うのかとの質問には「そんな簡単にはいかない。厳しい試合になると思います。やれることをやりますよ」と、厳しい戦いになることを覚悟していると語った。
●編集部オススメ
・五味隆典vs矢地祐介決定、那須川天心参戦のキックトーナメント開催
・五味隆典と対戦決定の矢地祐介「俺がエースだということをわからせる」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】