【K-1】初の女子マッチでKANAがKO宣言、ロシアからの”美しき刺客”迎え撃つ
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される新生K-1最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』の記者会見が、1月21日(日)都内で行われた。
スーパーファイトのカードが発表され、Krush 女子-50kg王者KANA(K-1ジム・シルバーウルフ)が、ポリナ・ペトゥホーヴァ(ロシア)を迎え撃つ。
KANAは昨年12月の『Krush.83』で行われたKrush 女子-50kg タイトルマッチで王者メロニー・ヘウヘス(オランダ)を破って王座奪回に成功。試合直後に「まだK-1には女子の階級がありませんが、自分が3月のさいたまスーパーアリーナに出て新しい女子の時代を作っていきたい。マッチメイクお願いします」と新生K-1初の女子マッチ実現をアピールしていた。今回、それがかなった形だ。
「自分がシルバーウルフに入会した時からK-1に出るのが目標だった」とKANAは言い、「K-1はヘビー級から始まって、私の大先輩の魔裟斗さんがミドル級を作り、武尊選手が軽量級の時代を作りました。次は自分が女子の時代を作ります」と高らかに宣言。
今回、新生K-1初の女子マッチ出場、しかもさいたまスーパーアリーナという大舞台での試合にこぎつけたKANAだが、彼女に襲いかかるロシアのポリナはアマチュア大会で何度も優勝した実績を持ち、プロでは3戦全勝1KOという18歳の新鋭。宮田充K-1プロデューサーによれば、「プロの試合数はまだ少ないがアマチュア経験が豊富で、非常に好戦的な選手」そして「抜けるように肌が白く、美しい選手」とも。まさに寒い国から来た”美しき刺客”である。
KANAはこのポリナについて、「アマチュア・エリートで、KO率が非常に高いと聞いています。試合映像を1試合見ましたが、パンチも蹴りもバランスよく出す選手。身長も向こうのほうが4㎝ほど高いので、一発の危険はあるかもしれません」と警戒する。
「でも、そういうKO率が高い相手との試合だと、KO決着が見せやすいと思う。自分はKOで勝つことしか考えていません。1Rでも2Rでも3Rでも、チャンスがあればいつでも倒しに行きます」とKO勝利を予告。
「新生K-1を見てくださってる方たちは、女子の試合を見たことのない人がほとんどだと思います。だから今度の自分の試合が基準になると思う。女子の試合と思えないような、男子の試合に負けない迫力のある試合を見せたい」と、熱い思いを吐露した。
一方ポリナ(会見は欠席)は「K-1は世界のトップ選手が集まる場所で、そのリングで戦えることを光栄に思う。私は相手によってファイトスタイルを使い分けるけど、ガンガン攻めていく試合が好き。K-1ファンに自分の凄さをアピールしたい」とのメッセージを寄せている。
「KANAはとても手ごわい相手で、いい試合になると思うけど勝つ自信がある。女子でもファンの皆さんに楽しんでもらえる白熱した試合、記憶に残るような試合にすることをお約束するわ」と、KANA同様、男子以上に強烈な印象を刻む熱闘を約束した。
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