【ボクシング】比嘉大吾が公開練習「KOで勝てなかったらおかしい相手。前半でKOする」
2月4日(日)沖縄県立武道館でWBC世界フライ級タイトル2度目の防衛戦に臨む、比嘉大吾(22=白井・具志堅ジム)の公開練習が1月27日(土)都内所属ジムにて行われた。
比嘉は「コンディションはまあまあ。調整具合もまあまあです。あと1週間、徐々に上げていって試合では多分バッチリ仕上がると思います」と、かなり気合いの入った表情でコメント。試合まであと9日間ということもあり、疲れのピークと減量でピリピリとしたムードを醸し出していた。
今回は地元・沖縄での凱旋試合となるが「試合自体は何も変わらないです。沖縄で試合が出来るのは一番ありがたいし、沖縄だけでなくテレビで全国の人に見てもらえるのはありがたいので、しっかりKOで勝ちます」と、気負いもなくいつも通りにKOを狙っていくという。
挑戦者・同級10位で元二階級制覇王者のモイセス・フエンテス(30=メキシコ)については、「弱くはない相手ですが、チャンピオンは自分。総合的に見たら自分の方が上かなと、映像を見ただけなら思いました」と言い、「コンディションが悪くても勝てる練習をしています。コンディションが悪くても自分の方がちょっと上ですね」と絶対的な自信を持っている。
「KOで勝てなかったらおかしい相手ですから。KO出来なかったら自分の評価が下がるとしか思っていないんですよね。必ず前半でKOします」と、“絶対KO宣言”も飛び出した。
今回KO勝ちすれば、同じ沖縄出身の元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史氏の15連続KOの日本記録に並ぶ。
「15連続KOに並ぶということを期待されているし、自分に注目してくれているのも感じる。今までは村田(諒太)さんの前座でやらせてもらっていましたが、今回はメインで自分が一番目立つところでやらせてもらえるのはありがたいこと。期待に応えないといけない」と、最高のシチュエーションで日本記録に並びたいと話した。
また、沖縄では過去3度世界タイトルマッチが行われ、一度も日本人が勝っていない(比嘉の師匠・具志堅用高会長も1981年3月、14度目の防衛戦で敗れている)ことについて聞かれると「過去のことを背負って戦うタイプではないので気にしていません」ときっぱり。
しかし、「生まれ故郷の沖縄と言っても12R戦ったことはないし、計量が終わってからの食事もどこで食べたらいいか分からない。ホームではあるが未知な部分もある。そこをしっかりやって試合に挑むしかない」と、やや不安もあることを口にした。
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