【RIZIN】ミルコの次戦は7・29さいたま、ヒョードルとの再戦も「可能性はゼロではない」
3月8日(木)都内にて記者会見が行われ、榊原信行RIZIN実行委員長が、5月25日(金・現地時間)イギリス・ロンドンで開催される『Bellator 200』に出場することが発表されたミルコ・クロコップ(クロアチア)についての説明を行った。
昨年11月、榊原実行委員長は、RIZINとミルコは複数回の契約を交わし2018年大みそかに引退試合を行う、それまでに2~3試合を行うが母国クロアチアも含めて日本以外での試合は行わない方針だと発表していた。
榊原実行委員長によれば、今回イギリスでベラトールが開催するにあたり、ベラトールからミルコにオファーが行ったという。そこから5月のRIZIN福岡大会のラインナップが揃い、ミルコは5月ではなく7月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.11』への出場が決定。
そこで「ミルコは5月もスタンバイしていたのですでに身体が出来ているとのことで、せっかくなら一度敗れているロイ・ネルソンとやりたいとのことで了解を出したというところです。ミルコはRIZINを代表する形でベラトール200回記念大会に出ます」と、RIZINが了承して送り出す形で出場が決まった。
「ミルコが言っていたのは、これまで負けている選手とリマッチがしたい。その一人がロイ・ネルソン。今なら必ず勝てる、ネルソンとやるチャンスをつかんだ、ということです」と、2011年10月の『UFC 137』で対戦し、TKOで敗れているネルソンと再戦したいとの意思が強かったようだ。
ミルコからは「RIZINファンのみんなが、僕がベラトールに出ると聞いてもうRIZINに戻って来ないんじゃないかと心配していると聞きました。心配をしないでください。引退するまでにリベンジしたい相手が数人います。その一人である、ネルソンとのオファーをしてもらったからには逃げるわけにはいかない。RIZINの了承を得て、RIZINの無差別級チャンピオンとして、きっちり借りを返しにロンドンへ行きます。そして7月29日さいたまに戻って来ます」とのメッセージが、榊原実行委員長より読み上げられた。
RIZINとしては今回のミルコのベラトール参戦をバックアップする形で、ミルコ応援の観戦ツアーも計画しているという。
また榊原実行委員長は「今年の大みそかでの引退を決めているのでやれるタイミングは限られているが、その間にひょっとしてヒョードルとやる機会があれば止めないし、やるべきと考えています。ヒョードルはベラトールのトーナメントに参戦しているので勝ち上がればトーナメントを優先するでしょうが、タイミングが合えば可能性はゼロではない」と、ミルコとヒョードルのリベンジマッチ(2005年8月=ヒョードル判定勝ち)が実現するのなら出場を認めるとも話した。
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