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【K-1】チンギス・アラゾフが7月にペトロシアンと新旧K-1王者対決

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2018/03/23(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

リング上では圧倒的な強さを発揮し、普段は物静かで謙虚な王者アラゾフ

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の一夜明け会見が、22日(木)都内にて行われた。

 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチで、挑戦者の日菜太(31=クロスポイント吉祥寺)を2R23秒、左フックでKOして初防衛に成功した王者チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)が出席。

「勝つために来日したので勝てて嬉しいよ。調整は万全で勝てるようにしてきた。詳細に作戦をたてたのでその成果が出たと思う。日菜太は左ミドルと左フックなど左の攻撃が非常に強い。その左で攻められる危険が出たら、右側で食い止めろとコーチから言われていた」と、万全の対策が勝因だったと話した。

日菜太(右)の蹴りに左フックを合わせるアラゾフ

 国内スーパー・ウェルター級のトップ選手である日菜太に圧倒的な勝ち方をしたことで“アラゾフ強し”を印象付けたが、「自分の強さの秘訣は分からないが、自分はまだ十分な強さではない。さらに強くならないといけないと常に自覚している。試合に出るにあたってチーム一丸となって100%の力を出せるようにいつも準備している。体力、精神ともに100%の準備をしている。これからさらに強くなってプロの名に恥じないような試合をしていきたい」と、今の実力に満足せずさらに強くなりたいとの向上心を示した。

 次の試合はすでに4月8日(日・現地時間)フランス・パリで決まっていると言い、その先には7月に『ベラトール・キックボクシング』(アメリカの総合格闘技団体であるベラトールが開催しているキックボクシング大会)でK-1 WORLD MAX 2009・2010世界王者ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)との大一番が控えているという。

「彼と私の試合をみんなも期待していると思う。彼はレジェンドとも言えるファイターだ。今のファイターの中で一番頭がいい一人。K-1のチャンピオンにもなったね。この試合へ向けて調整していくよ。またチーム一丸となって、より自分の強さを出せるように頑張りたいと思う。自分の力を発揮できれば勝つことも出来ると思っている。彼に会うことが出来たら自分が今のK-1チャンピオンだと言いたい。そして、彼との試合に真剣に準備を整えている。リングでは自分の力を発揮していい試合をしたい。そして自分の強さを証明したいと思っている」

 さらに「もし防衛戦でグレゴリアン戦うことが出来たら話題性が高い試合になる。彼も強いが 私も強い。面白い戦いになるだろうね。しかし、このベルトは今は私のもの。彼と戦って自分の力を発揮して、このベルトを守りたい。グレゴリアンも私との戦いを待っていると思う」と、初代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者マラット・グレゴリアン(26=アルメニア)の名もあげた。

 また、「大好きな日本、東京には喜んで戻って来る。どんな相手でも自分の力をフルに発揮したい。また来日を果たして皆さんに面白い試合を見せたいと思っているよ」と再来日を約束している。

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