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【クインテット】圧倒的強さで優勝したPOLARISチーム、ジョシュ・バーネットと引き分け作戦的中

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2018/04/12(木)UP

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優勝したPOLARIS Dream Teamは、五輪などで見られるメダルをかじるパフォーマンス

 4月11日(水)東京・両国国技館で開催された桜庭和志(48=フリー)プロデュースの新格闘技イベント『QUINTET.1ーGrappling Team Survival Match-』。

 合計体重430kg以下の5人で1チームを結成し、グラップリングルール(打撃無し、組み技のみ)による5vs5勝ち抜き戦で勝敗を争うという世界でも類を見ない形式で行われた今大会。世界各国から集められた4チームがトーナメントに参加し、決勝で桜庭率いるHALEO Dream Teamを破ったPOLARIS Dream Teamが優勝した。

 POLARIS Dream Teamはイギリス発で世界トップ選手が集うプログラップリング大会『POLARIS』からの選抜メンバーで構成され、関節・絞め技で相手を仕留める極め力が強い世界的グラップリング強豪のクレイグ・ジョーンズ(26=オーストラリア)、足関節技を得意として“ポーランドの足関王”の異名を持つマーチン・ヘルド(26=ポーランド)といった名選手たちがそろっている。

グレゴー(左)がジョシュ(右)と引き分けて、初戦で脱落させたのが大きな勝因

 大会終了後、優勝メダルを身に着けて記者会見に出席したPOLARIS Dream Teamの5人。ヘルドは「今までの中で一番楽しい最高の大会だった」、日本人で唯一メンバーに加わった宇野薫(42=UNO DOJO)は「みんなで勝ち取った勝利なので、個人でやるのとはちょっと違う初めて味わう感覚があります。全てが新しいことでした」と大会を振り返った。

 決勝戦の勝因について聞かれると、チームの大将格ダン・ストラウス(27=イギリス)は「グレゴーがジョシュ・バーネットを脱落させてくれたことが大きかった」と答えた。ジョシュは身長191cm、体重117kgで出場選手の中で最も身体が大きく、グラップリングの世界選手権でも優勝経験がある。

長年のアイドルだった桜庭(左)と戦えたことが嬉しかったとストラウス(右)

 ルール上、決勝戦は1回戦で出番がなかった選手が優先的に出ることになっており、HALEO Dream Teamで出番がなかったのはジョシュのみ。決勝戦で先鋒として出てくるのがジョシュと最初から分かっていたので作戦が立てやすく、グレゴー・グレイシー(31=ブラジル)が引き分けに持ち込み初戦で脱落させるのが作戦だったと明かした。

 また、決勝戦第4試合でHALEOの副将・桜庭と対戦し、引き分けたPOLARIS次鋒ストラウスは「アイドルと戦えて光栄に思っている。凄くシュールな感じで現実味のない試合だった。一本勝ち出来なかったのは悔しいが、もし極めて勝っても悲しかったと思う。50歳近くの選手があんなにパワーがあるとは驚いたよ」と、憧れの存在であった桜庭と戦ったことを喜んでいた。

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