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【ボクシング】村田諒太、4月の初防衛後はゴロフキンら大物との対戦を視野

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2018/02/10(土)UP

授賞式での村田

 2月9日に都内で行われたボクシング年間優秀選手表彰式でMVPを獲得したWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳ジム)は表彰式後、囲み取材に応じ、今後の目標について語った。

「まずは4月の防衛戦に勝つことが第一ですが、そのあとにまた大きな試合へと進んでいけるように、しっかり頑張っていきたいと思います」と、村田。

 大きな試合とは、具体にどんな相手とやりたいのか尋ねると、「ミドル級で評価の高い選手だったら、誰でもいいと思ってます。ゴロフキンでもカネロでも、ビリー・ジョーでも、やらせてもらえるんだったら、やりたいと思います」と、WBAミドル級スーパー王者でWBCとIBF王座も持つゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)や、昨年9月にそのゴロフキンと引き分けたサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)、そして現WBO王者ビリー・ジョー・ソーンダース(イギリス)らの名を挙げた。

「ただ、5月にゴロフキンvsカネロの再戦があるんで、それを見ないとわからないですけど……できるかぎりいい相手と試合をしていきたいですね」と、世界的にも名のある大物王者達との激突に意欲を燃やした。

 昨年10月、村田vsエンダムのリマッチ戦の前に、村田とプロモート契約を結ぶボブ・アラム氏が会見。帝拳の本田会長と話し合った上で「村田が勝てば、2018年にはアメリカでアメリカで試合を組みたいと思っている」とコメントしているだけに、4月の試合の勝ちの内容次第ではアメリカでのビッグマッチが実現するかもしれない。

 日本ボクシング界の”MVP男”村田は初防衛戦にみごと勝利し、ビッグマッチにこぎつけることができるのか? 

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●編集部オススメ

・村田が新王者に。エンダムにTKOでリベンジ達成

・村田諒太が欧州王者を挑戦者に初防衛戦

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