【Krush】再起戦の神戸翔太と伊澤波人「K-1優勝者とやりたい」
4月22日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.87』の前日計量&記者会見が、21日(土)都内にて13:00より行われた。
第7試合で対戦する神戸翔太(24=NEOKICK)はリミットちょうどの58.0kg、英雄伝説世界-57kg級王者・伊澤波人(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は57.8kgで計量をクリアー。第6試合で対戦する伊藤健人(25=K-1ジム目黒TEAM TIGER)は57.9kg、和夢(かずむ/21=Gwinds)は57.8kgでそれぞれリミットの58.0kgをクリアーした。
伊澤は昨年9月のK-1で武居由樹に敗れて以来、約7カ月ぶりの再起戦。これまでKrush&K-1で戦ってきた-55kgから一階級上げての参戦となる。「今回58kgに上げて一発目なんですが、とても自分自身楽しみにしています。最高の体調、最高の身体で試合をします。神戸選手は60kgでもやっている相手なので身体もデカいと思いますが、僕も58kgで戦える身体、力負けしないような身体をしっかり作ってきたのでそこに注目してください」と、新階級での試合にも不安はなさそう。
また、「武居戦まで2年近く負けなしで、それで負けてしまいました。前も連勝すると負けることがありました。連勝していると余裕が出てくるのか調子に乗るのか分からないですけれど、どうしてもそういう気持ちが出てくるので、武居選手のおかげで気付けたかなと思います。相手をぶっ飛ばさないと次に進めないという気持ちが出てきました。今となってはあそこで気付かせてもらってよかったなと思っています」と、武居戦の敗北がいい経験になったという。
対する神戸は武尊や小澤海斗とKrush王座を争ったこともある実力者で、2016年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントを最後にリングから遠ざかっていたが、約1年5カ月ぶりに復帰する。今回より自らが代表を務めるジムの所属となっての再スタート。
「新しい環境での戦いなので未知の部分はありますが、明日は新しい自分が見つかるのではないかと思って楽しみにしています。練習環境が変わって、誰に言われるまでもなく今は自分から動いて自分で練習してきました。楽しみながら、笑いながら追い込んできました。試合も相手どうこうではなく自分が楽しんでいきたい。復帰以前よりも身体は変わったと思うし、格闘技を幼い頃に始めたのは楽しかったから。大人になるにつれてそういう気持ちを忘れていたので本来の楽しむことを思い出して戦っていこうと思います」と、楽しむことをテーマに再起戦に臨む。
昨年5月のKrush参戦以来、約9カ月ぶりの試合となる和夢は「計量をパスしてホッとしています。明日はリカバリーして試合をするだけです。相手に好きな攻撃をさせないで、全部自分のペースで戦っていこうと思っています。K-1のトーナメントには出たい気持ちもあったので、今回の試合でインパクトを残して次につなげられたらと思います。明日はとにかくきっちり倒して勝ちます」と意気込む。
和夢の言うK-1のトーナメントとは、6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』のこと。
対する伊藤も「体調もコンディションもバッチリなので、明日は100%の力で試合に臨みたいと思います。相手どうこうではなく、自分の実力をアップする練習を積み上げてきました。この試合だけでなく1試合1試合が生き残り戦だと思っているので、相手が倒れるまで殴ります。明日は最高の試合を見せられると思います」とコメントすると、「K-1のトーナメントが発表されて悔しかったですが、自分は1年間怪我をしていて現状はこのポジションだということは理解しています。ここからつながっていくと思うので、1試合1試合でどこまで自分を上げられるかと気持ちを切り替えました」と、実績を積み重ねてK-1の舞台に上がりたいと語った。
また、K-1のことを聞かれた伊澤は「武居選手の時のように、トーナメントで優勝した選手といきなり戦えたらラッキーかなと思っています。そういうチャンスが巡って来るように今回勝ちます」、神戸は「僕も次にトーナメントのチャンピオンとやれるように頑張ります」と、トーナメントを戦わずして優勝者とやりたいと言って場内を笑わせた。
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