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【クンルンファイト】中国スター選手相手に健太が惜敗

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2018/05/06(日)UP

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ローをコツコツと蹴っていった健太(右)だが、インパクト不足か判定に響かず、ウェイ(左)の軍門に下った

「KUNLUN Fight 73」
2018年5月6日(日・現地時間)中国・海南島三亜市
Mangrove Tree Resort World

▼第9試合 メインイベント 66kg契約 3分3R
〇ウェイ・ユーフゥイ(中国)
判定2-1 ※30-28、29-30、30-28
●健太(30=E.S.G/WBCムエタイ日本ウェルター級王者)

 KUNLUNのスターで、一昨年の65kgトーナメント優勝者ウェイと対戦した健太。KUNLUNには4度目の出場となる。

 試合開始からジャブとインローで攻める健太。対するウェイはプレッシャーをかけながら、速いワンツーを放つ。終盤に健太がハイキックを繰り出すが、惜しくもクリーンヒットにはならず。

 2R、両者とも回り込みながらパンチ&ローの展開だが、プレッシャーをかけるのは健太。中盤、ウェイがパンチのフェイントからハイキックを放つが、健太はこれをガードする。

 3Rも速いパンチからローへとコンパクトに攻撃する健太に対し、オーバーハンド気味にパンチを放つウェイ。ウェイは健太のインローが効き始めたのか、「効いていない」とアピールするようになった。前へ出ながら右ボディブローと右フックを放つウェイ。結果は判定2-1でウェイの勝利となった。

 健太は「自分としては相手の強打をうまく抑えて完封出来たと思いましたが、Kunlun Fightのジャッジの印象としてはインパクトが弱かったかなと反省しています。しかしウェイ選手は強い選手なので、強豪相手に自分の試合を貫けたのは自信になりましたし、いい経験となりました。また66kg級世界トーナメントに出場させて頂けるなら修正してチャイニーズドリームを掴むべく頑張ります」とコメントしている。


スン(右)の右フックが潘(左)にクリーンヒット

▼第6試合 64kg契約 3分3R
〇スン・ヂー・シャン(中国)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
●潘隆成(ぱん・りゅんそん/クロスポイント吉祥寺)

 試合開始後すぐにリーチを生かし、ジャブからロー、前蹴りで距離を取る潘。対するスンは何とか距離を縮めようと、前に出ながらの右フックが潘を捉える。その後もローから前蹴りで距離を保とうとする潘に対し、前に出ながらパンチの連打で突っ込むスン。

 2R中盤に潘のヒザ蹴りが入るも、スンもパンチで反撃。大振りの右から左フックでコーナーに追い詰められる潘。3Rは潘がペースをつかみ、ローからヒザ蹴りを当てる。相手に疲れも見え始め、下がることも多くなったが、結果は判定3-0でスンの勝利となった。

 潘は「今回の試合は自分の良いところが出ず、悪いところがもろに出た試合でした。すでに6月のレベルスで試合が決まっているので次の試合に生かしたいです。クンルンファイトにもまたリベンジしに行きたいです」と振り返った。

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