【ボクシング】田口良一「激しい打ち合いする。先手で行く」計量は両者ジャストでクリアー
5月20日(日)東京・大田区総合体育館で開催される「WBA・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」の調印式と計量が、19日(土)都内にて正午より行われた。
王者・田口良一(31=ワタナベジム)、挑戦者のIBF世界ライト・フライ級6位ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)はともにリミットちょうどの48.9kgで計量をクリアー。
日本人初の統一王座防衛戦(WBA王座は8度目、IBF王座は初防衛)となる田口は「史上初ということで嬉しさを感じています。明日は厳しい試合になると思いますが、勝つのは自分です。正々堂々と激しい打ち合いをしたいと思います。盛り上がる試合をして勝ちます」と、打ち合いを宣言。
挑戦者で元WBA世界ミニマム級スーパー王者でもあるブドラーは「今回世界でも最高の選手と試合できることが光栄だ。この試合を楽しみにしている。王者は選手としても人間としても素晴らしい人だと思っている。タフな試合になるのは間違いないので、観客に素晴らしい試合を見せたいと思う」と、こちらもタフな試合になると予告する。
発表されたジャッジの中に中立国ではない南アフリカのジャッジが入っていたことについて、田口は「気になります。公平がいいので日本人も入れず中立国だけでやって欲しいです。今さっき知ったのですが納得がいかない」と不満を吐露。調印式後、検討されることになった。
田口はブドラーを計量で見た印象を「タトゥーが凄いですね。自分には出来ない。そこが一番気になりました」と言い、「(あんなにタトゥーを入れるのだから)間違い無く痛みに強いですね」と笑った。ブドラーが公開練習でサウスポー構えを見せたことには「絶対に試合ではオーソドックスでやりますよ。かく乱じゃないですか」と気にしない。
そして「ジャブがカギを握ると思います」とし、「先手で行きたい」と自分から攻めて行くと語った。
一方、ブドラーは「握手した時に彼の幸運を願った。彼はいい人間だと感じたよ。素晴らしいチャンスをもらったので、世界でもベストな選手を相手に試合が出来ることを名誉に感じているので、出来る限りいい試合をしたい。王者はオールラウンダーなので全てに気をつけている」と、田口へのリスペクト発言を連発。
田口が「打ち合いたい」と言っていたことを聞くと「それは凄くいいことだね。そうなればエキサイティングな試合になるから、観客が喜んでくれる」と、打ち合いに応じると強気な姿勢を見せた。
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