【ボクシング】田口良一と京口紘人のW世界戦が決定、田口の相手は元王者ブドラー
4月4日(水)、ワタナベジムは都内で会見を開き、WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(31=ワタナベ)とIBFミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)のダブル世界タイトルマッチを発表した。5月20日(日)、東京・大田区総合体育館で行われる。
昨年大みそかにWBA王者の田口はIBF王者ミラン・メリンド(フィリピン)と対戦し判定勝利。統一王者となった。田口は今回WBAが8度目、IBFは初の防衛戦となり、日本人初の統一王座防衛戦となる。
田口の相手はIBF同級6位のヘッキー・ブドラー(29=南アフリカ)。元WBA世界ミニマム級スーパー王者で5度の防衛、主要4団体以外では元IBO世界ミニマム級王者で9度の防衛と、同団体ライトフライ級でも1度の防衛実績がある。プロ通算戦績も田口の31戦27勝(12KO)2敗2分に対しブドラーは34戦31勝(10KO)3敗と拮抗している。
昨年9月、メリンドのIBF王座に挑戦。判定負けとなったが、ブドラーの勝ちを支持する声も高く、IBFは次の指名挑戦者に認定。大みそかにメリンドに勝利しIBF新王者となった田口との試合を指示した。
田口はブドラー戦について「ブドラー選手は元世界チャンピオンで本当に強い相手だなと思っている。メリンド選手と互角にやった相手でもあり強いが、勝って8度目の防衛をなんとしてもしたい。前回は判定だったので、昨年7月のバレラ戦(9回TKO勝利)のように勢いある試合で結果KOにつながればと思う」とKOを目指すとし、目標のV10については「油断はしたことはないが、油断せずに着実に勝ち上がって今年V10を達成したい」とV10目標は今年中であると語った。
また、日本人初の統一王座防衛戦となる今回については「(日本人)史上初ということで嬉しさを感じている。統一チャンピオンとして今まで以上に注目されると思う。リスクある試合だが、また評価も上がると思うのでここは勝ち上がりたい」と決意を述べた。
京口は2度目の防衛戦で、対戦相手は未定だが、京口は会見で「強い相手と戦いたいと伝えている。僕からも何人か候補を出した。もうほぼ決まってきているのでは。(初防衛戦の)大みそかはいい内容で勝てた(8回TKO勝利)。今回もそれ以上の内容でアピールできたらと思う」とコメントした。
ワタナベジムの渡辺均会長は「京口の相手は調整中。本当に好カードをやりたいと思っている」と、後日発表すると報道陣に伝えた。
▶︎田口が「昨年7月のバレラ戦のように」と意気込んだTKO勝利したバレラ戦
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