【クインテット】所英男、優勝に自信「僕に勝っている選手ばかりのチーム」
6月9日(土)東京・ディファ有明で開催される『QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-』の前日記者会見が、6月8日(金)都内にて行われた。
4月に両国国技館で旗揚げされたこの大会は、桜庭和志プロデュースのプログラップリング(組み技)大会。最大の特徴は、5人で1チームを結成し、チーム対抗の勝ち抜き戦を行うところ。
前回は合計体重430kg以下の5人で1チームを結成し、世界各国から集められた4チームでトーナメントを行った。結果は、イギリス発で世界トップ選手が集うプログラップリング大会『POLARIS』(ポラリス)から参戦した、「POLARIS Dream Team」が圧倒的な強さを発揮し優勝した。
そして、今回は合計体重が360kg以下の4チームでトーナメントが争われる。
参加するのは、柔術軍団「TEAM CARPE DIEM(カルペディエム)」、所英男率いる「TEAM TOKORO PLUS α」、UWFの遺伝子を引き継ぐ「TEAM U-ZUKIDO」、MMA(総合格闘技)ファイターが集結した「TEAM HALEO」の4チーム。
一回戦の対戦カードは「TEAM CARPE DIEM」vs「TEAM TOKORO PLUS α」と、「TEAM U-ZUKIDO」vs「TEAM HALEO」で決定しているが、この日の会見ではチームの勝敗に大きく関わる各チームの選手出場順が発表され、各選手が意気込みを語った。
「TEAM CARPE DIEM」の大将・岩崎正寛は「CARPE DIEMのメンバーはみんな強いので、たぶん明日は一回戦で仕事は無いかなと思います。(このチームは)誰が大将でも良いです」と余裕のコメント。
対する、「TEAM TOKORO PLUS α」の中堅・所は「今回、チームを作るときにすぐ頭に浮かんだのが今成(正和)さん、矢野(卓見)さん、小谷(直之)くんで、その数秒後に浮かんだのが伊藤盛一郎さんでした。みなさん、ふたつ返事で試合を受けてくれて凄く嬉しかったです。TEAM CARPE DIEMはもの凄く強いチームですけど、このTEAM TOKORO PLUS αは、僕に勝っている選手ばかりの強いチームなので、試合するのが楽しみで仕方がないです」と意気込み、かつて所自身も含めZST四兄弟と呼ばれた今成、矢野、小谷に、伊藤を加えた”新ZST五兄弟”での戦いに自信を見せた。
このチームの大将を務める”骨法”矢野は「僕、最初は中堅くらいって言われていたんですけど、十段(今成のニックネーム)と小谷くんが大将は嫌だって責任逃れしたので僕が大将になりました」と出場順を決めた経緯を説明。
そこで記者が(現段階で引退発表をしていないが)現役時代が100だとしたら今どのくらいの力があるか、と聞くと矢野は「23くらいです。もう引退した気分でいました。今回のためにスタミナを付ける練習をしていたら腰を痛めたので少し抑え目で練習してきました。だけど(48歳という)年齢を考えたら100だと思います」と答え、ベストを尽くして準備はしてきたという。
「TEAM U-ZUKIDO」の大将・中村大介は「感覚でオーダーを決めました。これなら楽しく試合が出来ると思います。それぞれが個性を発揮して大暴れしてほしいです。優勝します」と優勝宣言。
対する「TEAM HALEO」大将の宮田和幸は「明日は日本の最高のグラップラーが集まっているので良い試合をします」と意気込んだ。
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