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ミスター押忍が78歳の最高齢で空手全国大会に参戦し大奮闘

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2020/01/21(火)UP

3度目の正直で全国大会に出場したミスター押忍”こと和田和三さん


 ”ミスター押忍”こと和田和三さんが78歳の最高齢で全国大会に出場した模様が1月22日(水)、22時から放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送される。  

 番組はこれまで約3年にわたり和田さんを追いかけてきた。和田さんは拓大空手部出身、今でも空手の練習に励む。

 全国大会に出たいという和田さんだったが、1回は申し込んだが痛風が出てドクターストップ。2回目は申し込み忘れ、3度目の正直でついに出場が実現した。  

 この大会は昨年11月16日(土)、文京スポーツセンターで行われた日本空手協会主催『第19回 熟練者全国空手道選手権大会』。型と組手で35歳以上で男女別に競う。  

試合に向けウォーミングアップをするミスター押忍

 組手の部、男子70歳以上に出場したミスター押忍は試合場に立ち試合が始まると、遠間から積極的に突きを連打する。相手選手も反撃に出て熱気を帯びる。お互いつかみ合い倒れる場面も。和田さんは更に熱くなり反則の掴んでからのヒザ蹴りを相手のボディに叩き込み審判に止められる。
 それでも果敢に攻め続け、突きでポイントを奪いペースを握った和田さん。1回戦終了後、久々の試合での健闘ぶりに応援団から「よくやった!」と祝福される。
  反則の膝蹴りについては「押忍、つい出ちゃったよ。反則だな〜押忍!」とコメント。

 果たしてミスター押忍はどこまで勝ち上がったのか。  
 この番組で全国的に大人気となった和田さん。大会の1ヶ月後の12月21日には札幌で 松濤館空手が主催する『北海道空手道選手権大会 団体戦』に18年から『ミスター押忍杯』の冠がつくほどだ。番組とは別の空手行事ではあるが、会場はもちろん、空港でも視聴者から握手を求められるほど人気ぶり。大会では名誉大会長として列席し、自ら道衣も着て型を披露した。そして優勝者には『ミスター押忍杯』を授与した。  
 ミスター押忍を番組に紹介した『押忍とは何か』の著者でもある大森敏範氏によると、和田さんは年が明け、試合にも「今年も出場したい」と意気込んでいるという。

 
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