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【極真会館】11年ぶり日本人同士の決勝を鎌田が上段回し蹴りで制して初優勝

2016/11/06(日)UP

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11年ぶりの日本人同士による決勝戦。今年の全日本ウェイト制重量級決勝戦と同じ顔合わせの鎌田(左)vs高橋(右)で優勝が争われた

国際空手道連盟 極真会館
「第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」(2日目・決勝日)
2016年11月6日(日)東京体育館

 2017年4月16日に東京体育館での開催が決定した『第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会』の日本代表選考会を兼ねる今大会。体重無差別のトーナメントが前日より2日間に分けて行われ、海外招待選手を含む128名が頂点を目指して争った。

▼決勝戦
○鎌田翔平(東京城西支部/2016年第33回全日本ウェイト制選手権重量級優勝)
判定5-0 ※左上段回し蹴りで技あり
●高橋佑汰(東京城北支部/2016年第33回全日本ウェイト制選手権重量級2位)

 決勝戦に進出したのは、今年6月に開催された『第33回全日本ウェイト制選手権』の重量級でも決勝を争った鎌田と高橋だった。2006年の第38回大会以来、強豪外国人選手たちの猛威にさらされてきた全日本選手権で、日本人同士が決勝を争うのは11年ぶり。どちらが優勝しても2013年の第45回王者・安島喬平以来、3年ぶりの日本人全日本王者となる。

 距離を取って蹴り中心の戦いを見せる両者だけに、序盤から蹴り合いが見られた。お互いに下段、中段、上段へ蹴りを放ち、華麗な技の応酬が繰り広げられる。

 そこから高橋が突きとヒザ蹴りに行くと、鎌田は崩し技を狙ったのか立て続けにつかみで注意をとられてしまい、絶体絶命の状況に(注意3回で減点1)。

 しかし、高橋が接近戦で上段内回し蹴りを放った直後、蹴りを防御した鎌田が左上段回し蹴り。蹴りは高橋の胸元辺りに当たったかに見えたが、バランスを崩していた高橋は後方へ吹っ飛ぶように一回転してしまい、鎌田が残心(一本突きを出しながら決める空手独特のポーズ)を示して技ありとなる。

 すぐに立ち上がった高橋は飛び回し蹴りや胴まわし回転蹴りなどの大技を繰り出して逆転を狙うが、鎌田も前蹴りや上段回し蹴りで一歩も譲らず。判定5-0で鎌田が初優勝を飾った。数々の強豪選手を輩出し、名門と言われた城西支部から無差別全日本の王者が誕生したのは、1992年の第24回全日本で優勝した田村悦宏以来、実に24年ぶり。

 鎌田は、「何と言っていいか分からないけれど、ムチャクチャ嬉しいです。(決勝の上段回し蹴りは)無我夢中で戦っていたので、狙っていたというよりも身体が勝手に反応しました。向こうもダメージはあったでしょうが、最後の試合で腹を括って出て来ている感じがしました。世代交代は今年だったねと(鎌田29歳、高橋23歳)、それだけは言われたくなかったので頑張りました」と、勝利者インタビューに答える。

(左から)準優勝・高橋、優勝・鎌田、3位・上田、4位・荒田。ベスト4が全員日本人は2005年の第37回大会以来

 そして、「自分を支えてくれた人たちに感謝します。昨年の世界大会で引退という気持ちもあったんですが、現役続行を決めて支えがあってここでこうしてインタビューを受けているのがありがたいです。感謝してもしきれません」と涙ぐみながら語った。

 松井章奎館長は、「ベスト8、特に上位4名は誰が優勝してもおかしくない実力を持っていました。決勝はウェイト制重量級の決勝と同じ顔合わせになり、同じような形での決着の付き方をしたので、まだまだベテランの鎌田健在ということでしたね。鎌田選手は一度は引退も考えたようですが、改定ルールへの適応力を見ても優れていますし、まだ発展の余地があります。願わくば第12回全世界選手権大会まで日本選手たちを牽引して欲しいですね」と総括した。

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