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【GLORY】バダ・ハリが復帰戦で勝利、カラケスとの因縁に終止符打つ

2018/03/03(土)UP

強烈な右ボディを叩き込むバダ・ハリ(右)

Glory Sports International
「GLORY 51」
2018年3月3日(土・現地時間)オランダ・ロッテルダム アホイ・ロッテルダム

▼メインイベント ヘビー級 3分3R
○バダ・ハリ(33=モロッコ/K-1 WORLD GP 2009 準優勝、元IT’S SHOWTIME世界ヘビー級王者)
判定5-0 ※29-28、30-27、30-27、30-27、30-27
●ヘスディ・カラケス(34=エジプト/元IT’S SHOWTIME世界ヘビー級王者)

 かつて“K-1の悪童”として日本で活躍したハリと、同じくK-1参戦経験を持つカラケスが、因縁の再戦を迎えた。

 両者の初対決は2010年5月の『IT’S SHOWTIME』ヘビー級タイトルマッチで、ハリは2Rに転倒したカラケスに蹴りを見舞い、反則負けで王座から陥落。望まぬかたちで新王座に就いたカラケスは、試合後すぐに再戦を口にするなど、両者は因縁を残すことに。

 それから7年以上の歳月が経ち、ハリは自身が犯した暴行事件などの罪による刑期を終え、1年半ぶりに『GLORY』で戦線復帰することが決定。これを聞いたカラケスはすぐに自らのSNSを通じて復帰戦の相手に名乗りを上げ、今回の再戦が実現することとなった。

 1R、ハリが左ジャブを起点に左右ミドル、右ロー、右ボディーへとつなげ、積極的な攻めを展開。カラケスもしっかりとガードを固め、右ローや左インローを返す。カラケスの重たいローを受けたハリは、たびたびバランスを崩すように。

 カラケスが手数を増すと、次第にパワーの差が目立ち始める両者(前日計量はハリが101.8kg、カラケスが111.4kg)。ハリは負けじと豪快な後ろ回し蹴りを繰り出すが、終盤にはカラケスのパンチ連打でロープを背負わされる場面も見られた。

 2R、カラケスが左ジャブ連打でハリをロープまで押し込み、そこからボディと顔面に一気にパンチをまとめて攻勢に。手応えを掴んだカラケスはニヤリと笑みを浮かべる。

 しかし、ハリはガードを固めてこれを凌ぐと、左右ボディ打ちから左アッパーを突き上げて反撃。互いに至近距離から細かいパンチを打ち合うようになり、ハリがヒットを重ねる。カラケスは打ち合い中でマウスピースを2度吐き出してしまい、レフェリーから注意を受けた。

 3R、なおも両者はガードを高く保ったまま接近戦を展開。ハリは顔面へのフックからボディにつなげるコンビネーションで攻勢に出る。ボディ攻めを受けて大きくペースダウンしたカラケスに対し、ハリは左アッパーから強烈な右フックを叩き込むなど、ヒットを重ね続けた。

 勝敗の行方は判定に。2Rから徐々に巻き返したハリが、ジャッジ全員から支持を受けて復帰戦を勝利で飾るとともに、カラケスとの因縁に終止符を打った。

 試合後、マイクを向けられたハリは「多くの人が待ち望んだ試合だった。みんなも知っているように、俺は再戦には強いんだ。でも、ヘスディはタフな相手だし、簡単には勝てない。熱い心も持っている。だが、今日は俺の心の方が熱かった」と息を切らせながら満面の笑み。

 続けて「それでも、ヘスディのことは尊敬している。(2010年の初対決)当時はお互いに若かったが、こうやって良い試合をすることができた。あと、俺はシェイプされて戻ってきたけれど、ヘスディは少し重くなったね」と、冗談も混じえながらカラケスとの再戦を振り返った。

▶︎次ページ:ウェルター級次期挑戦者決定戦は白熱の攻防に

PHOTOS(C)James Law, Glory Sports International

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