【UFC】アンドラージが血まみれの女子ランカー対決でガデーリャに圧勝
UFC
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」
2017年9月23日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第8試合 女子ストロー級 5分3R
〇ジェシカ・アンドラージ(ブラジル/UFC女子ストロー級4位)
判定3-0 ※30-27、30-25、30-25
●クラウディア・ガデーリャ(ブラジル/UFC女子ストロー級1位)
女子ストロー級上位ランカー同士が日本で激突。UFC女子ストロー級1位ガデーリャと4位アンドラージが対戦する。
ガデーリャは2013年に『Invicta FC 6』で浜崎朱加と対戦し、TKO勝利を収めている選手。6月の『UFC 212』ではカロリーナ・コバルケビッチを1Rにチョークスリーパーで下しており、一度タイトルマッチで敗れている現王者ヨアンナ・イェンドジェイチェクへの再挑戦を目指す。
対戦するアンドラージも5月の『UFC 211』で王者イェンドジェイチェクに敗れており、ガデーリャと同じく再びタイトル挑戦を目指してブラジル人同士での戦いに挑む。今回は10日前に来日し、日本で浜崎やRENAと練習してこの試合に備えた。
1R、序盤からパンチを交わしていく両者。ガデーリャの右フックをもらっても、アンドラージは構わずインファイトを仕掛けて左右フックを打つ。ショートでもロングでも右のパンチを当てるガデーリャ。アンドラージは髪の生え際付近から流血。
組み付いたアンドラージは大きく持ち上げてガデーリャをテイクダウン。するとガデーリャがフロントチョークを仕掛けてこれをアンドラージが外して上になり、パウンドを打つ。大流血するアンドラージの血を浴び、ガデーリャも左目尻を切って真っ赤に染まる。
2R、アンドラージがテイクダウンを狙いに行き、ガデーリャが堪えるとアンドラージはヒザ蹴りとパンチ。両者血を流しながらの壮絶な打撃戦となり、アンドラージが前へ出て左右フック、ボディブローをヒットさせていく。パンチで圧倒するアンドラージだったが、不用意にタックルへ行くとアンドラージが飛びついてのフロントチョーク。アンドラージはガデーリャを抱えて倒れるのを防いでラウンド終了となった。
3R、またもパンチで攻めていったアンドラージがガデーリャを持ち上げて豪快なテイクダウン。パンチを顔面とボディに打つ。強烈なパウンドも落とし、ガデーリャは血に染まる。不利なポジションで殴られ続けるガデーリャ。残り10秒でアンドラージがダメ押しのリフトアップからのテイクダウンで優勢をアピールし、判定で上位ランカーのガデーリャを破った。
アンドラージは「まだまだこれから私は成長するだけ。ファンのために戦い続けます」と高らかに勝利の雄叫びをあげた。
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