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 10 月27日(土)28日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される新極真会『第44回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』。5月のウエ イト制大会では、ワールドカップ王者の先輩・佐藤弥沙希を破るという劇的勝利で2連覇を達成した横山。全日本初制覇に臨む女子中量級エースを直撃した。 (取材日:2012年10月9日)

PROFILE
横山紀子
(よこやま・のりこ)
1992年4月2日、広島県出身
身長165cm、体重60kg
第28回ウエイト制大会女子中量級優勝
第29回ウエイト制大会女子中量級優勝
第42回全日本大会女子敢闘賞
第10回世界大会 日本代表
新極真会和歌山支部 初段

■第1章 一緒だった友達は辞めたのに、私だけ空手にはまった理由

ーーGBRインタビューでは初登場となる横山選手なので、空手を始めたきっかけを教えて下さい。

「小3のときに、仲のいい友達が空手を始めていて見学に行ったら面白そうだなと。体験入門で実際にやって みたらはまってしまって……私は元々負けず嫌いなところもあるので、そういうところが空手と合ったのかもしれませんね。ちなみに一緒に行った友達は辞めて しまいましたけど」

ーー友達が辞めたのに、どうして空手を続けられたんでしょうか。

「練習はしんどいんですけど試合で勝ったら嬉しいので続けています。優勝回数ですか? 小さい大会も合わせると…よく覚えてないですね(笑)」

ーー空手を続けていくことで両親が心配することはないですか。

「いや、元々私の両親は空手が好きだということもあり、むしろ行くように勧められた感じでした」

ーーそれまでにスポーツ経験は?

「幼稚園の頃からずっと水泳をしてました。水泳は面白くなかったんですけど、空手の方が面白かったので水泳はきっぱり辞めました」

ーー全日本大会が近付いてきましたが、今はどんなご心境ですか?

「最後の追い込みをしている時期ですけど、もうちょっと追い込んで優勝を目指したいと思います。ウエイト制では何度か優勝したことがあるのですが、全日本大会では優勝したことがないのでいつも以上に気合いが入っています」

ーー今回の大会に向けて特別に練習してきたことは何かありますか?

「特にはないのですが、練習1回1回を集中してやるようにしてます。短いときで1時間半、長いときで3時間ぐらい練習をやっています」

ーー練習の中では、どういうところに重点を置いたり、意識したりしながらやっていますか。

「特にはないのですが、スタミナ、パワーとか全部の面でレベルアップ出来るように意識しています。そうい うことを意識してやることで自分自身でどう変化したかはわからないのですが、周りからは『前よりもちゃんと練習してるね』と言われるようになりました (笑)。以前は本当にただ練習しているだけという感じだったのですが、今は試合に勝ちたいと思うようになって練習にも身が入るようになりましたね」

ーーそういう意識の変化はいつぐらいからですか。

「昨年5月のウエイト制前です。気持ちを変えて練習に取り組んだら優勝出来ました。その大会には他流派で 木村敬代さんという強い選手が出ていて、新極真の選手のエントリーが少ない階級だったんです。合宿でも『絶対に優勝しろよ』とみんなから言われていて、頑 張らないといけないなと思うようになりましたね」

ーー周りからそういうプレッシャーをかけられて気持ちが潰れてしまうことはなかったですか。

「辛い時期もありましたけど、無事に乗り越えましたね」 ・・・

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