4月18日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING2015~SB30th Anniversary~ act.2』にて、RISEバンタム級7位・梅原タカユキ(TARGET)から勝利した内藤。今勢いのある19歳の連勝の秘訣とは?
PROFILE 内藤大樹(ないとう・たいき) |
■第1章 キャリアのある相手を攻略するために
――4月18日のシュートボクシングではキャリアのある梅原タカユキ選手を相手に完勝でした。
「勝ったのは良かったのですが、自分的には倒しにいけたのに倒し切れなかったことを反省しています。やはり梅原選手はキャリアがあるなというのは試合中に感じましたね。打っても打っても前に出てきましたし、今まで対戦してきた選手の中でも一番根性があってやり辛かったです。試合に点数を付けるとしたら、30点ぐらいです」
――3Rには飛びヒザ蹴りでダウンを奪いました。あれは狙って出したものでしたか?
「狙っていたものではありませんが、ふと出してみようと思って出したものがたまたま当たりました」
――今回はどんな戦い方を想定していましたか?
「まずは下から崩す戦いを考えてました」
――試合へ向けて課題は持っていましたか?
「今回というか、ここのところずっとジムでパンチを強化してきました。以前から一発で終わってしまっていたので、なるべくコンパクトに数を打てることを意識してきました。でも試合では単発に終わりましたし、今回倒し切れなかったのでもう一度やり直しですね」
――梅原選手がうまい選手だけにそういう連打を出させなかったということもあるのでは?
「そうですね。ボディに一発入って次につなげようと思ったんですが、前に出てこられて打てなかったというのはあります」
――試合に向けての練習で何かウィークポイントを克服したりだとかは?
「今までは相手が前に来たら退がってしまっていたのですが、迎え撃てるように前に出ることを意識しました。そのためのパンチの強化で逆に退がらせるようにしました」
――2月の宮崎就斗戦に続いてTARGET勢との2連戦となりましたが、研究されている感は?
「それはありました。ローキックを当てさせてくれなかったですし、1Rが終わった時点で研究されているなと感じました」
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