【K-1MAX】魔裟斗、引退発表の記者会見全文「バリバリの打ち合いをして倒しに行く」
続けて、魔裟斗から爆弾発言ともいえる要望が飛び出した。
「あと、3分3R(K-1ルール)ではなく僕の希望では3分5R、もしくは7Rくらいやってもいいかな、と。そうすればKOする確立も凄い上がると思うので、最後の試合は本当に……ゆるい試合を俺はやるつもりは全く無いし、最後に本当のバチバチの去年みたいな倒し合いをして、倒して最後は終わりたいと思います」
また、4月21日(火)福岡マリンメッセで開催されるFEG『K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16』にも魔裟斗は出場することも発表された。
「そして4月の方も出るか出ないかファンをやきもきさせてしまったんですが、こういう形になりましたのでファンのためにも、それから魔裟斗選手自身も、僕は意味があると思うんですがHIROYA選手と、これは試合というわけにはいかないのでエキジビションマッチということで。体重が10kgくらい差がありますし、高校生と世界チャンピオンなのでまともな試合はよくないと思うので、エキジビションマッチとして。これは意味があると思いますが、MAXの魔裟斗選手の魂が伝承するようなエキジビションをやってもらうことになった次第です。
7月に関しては本当に意味のある試合を、しかも強い選手と組めればなと思っています。マラソンも終わって話した結論として。僕が言いたいのは、佐藤選手とか魔裟斗選手ともう一度やりたいという気持ちがある選手は、優勝してもらいたいと改めて思っている次第です。
そういうわけで発表が早くなってしまったんですが、逆に言うとファンの皆さんに目標が明確にこれで出せたと思いますので、インタロードへ向けて最後まで強くてカッコいい魔裟斗選手に応援の程をよろしくお願いします。以上です」
司会者から4月のHIROYAとのエキジビションマッチへ向けてのコメントを求められた魔裟斗は、「HIROYAには僕がいなくなった後にK-1を背負う可能性があると僕は思っているので、話すよりリングの上で実戦……本当の闘いは出来ないですけれど何か伝えられることがあればな、と。3分間は短い時間だけれど、俺が今まで積んできた経験を口で言うより実戦で教えたいなと思います」
ーー引退を最終的に決断したのはいつ頃ですか?
「本当にもう最近です。何が理由だったかって……最後はきっちりして辞めたかったんです。最後をやりますよというのを言いたかったので、本当に最近決めました」
ーー7月の試合については、強い選手はトーナメントに出ている最中ですが誰とやりたいというのは? 例えば総合の選手ですとか、希望はありますか。
「一般のファンの人たちが見たいカードが組めれば。アンケートとってもいいんじゃないですか。そういう試合をしたいですね。皆さんが見たい試合を。最後は俺がやりたい試合が出来ればいいなと思いますけれど」
ーー谷川さんは7月の相手に関して考えはありますか?
谷川「個人的には総合の選手とかも浮かびます。それはどうしてかと言うと、MAXの主力選手は4月からトーナメントに全員出ますので。他の選手全員にこの引退会見を伝えたわけではないので、そこ(トーナメント)から外れて7月に闘いたいと言う選手が出てくるかも知れないんですけれど、基本的にはそうでなければ総合の選手なんかも視野に入れてですね、年末に悔しい思いをしていることもありますから。でも、一切声をかけていませんし、それぞれの事情もあるから何とも言えません」
ーー魔裟斗選手は若い頃、K-1MAXが始まった頃はおそらく早い時期に引退すると言われていたと思いますが、最終的には30歳までやることになった。それは自分ではどういう心境の変化があったんでしょうか?
「うーん……結局は好きなので、辞められなかったですね。うん……どういう心境の変化……何ですかね。2003年にチャンピオンになって、それから勝てなかったじゃないですか。それが去年ようやく勝てて。うーん、ちょっと分からないです」
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