【RIKIX】梅野源治が普段はしないKO宣言

2015/02/10（火）UP
（最終更新：2021/01/19 10:55）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　2月11日（水・祝）東京・大田区総合体育館にて開催されるRIKIX主催大会『NO KICK,NO LIFE 2015』の計量が、10日（火）正午より都内にて行われた。

　気温のせいか、平均的な計量時間よりも早いため予備計量を行う選手が少なかったためか、100～400グラムオーバーする選手が続出。アンディ・サワー（オランダ）、森井洋介（藤原ジム）、RENA（及川道場）といった主要選手たちが次々とオーバーするハプニングに見舞われたが、全選手が2回目、3回目の計量で契約体重をパスした。

　メインイベントで対戦するWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治（PHOENIX）と元ラジャダムナンスタジアム2冠王＆WMC世界スーパーバンタム級王者ルンラット・ナーラーティクン（タイ）も、梅野が200グラム、ルンラットが100グラムとそれぞれオーバー。梅野が2回目、ルンラットが3回目でパスしている。

　梅野は「200グラムくらいなら誤差のうち。何の問題もありません」と余裕の表情。ルンラットを見て「思ったよりも身長が低い」と印象を語った。

「組み力が凄いと聞いているので、そこは警戒して組まずに中間距離からパンチ、ヒジ、ローを1Rから効かせて3、4Rで倒せるように攻めます」と、かなり具体的な作戦を明かす梅野。首相撲が得意な相手ということでなるべく組まないと言うが、「組んだ展開も楽しみにしていてください。ヒザの蹴り合いでもヒジの打ち合いでも負けません。中間距離、近距離、組んだ状態といろんな距離での戦いを見てもらいたい」とした。

　さらには「首相撲が得意な選手にはこういう戦いが有利というのは分かっている。他の選手は俺の試合を見て勉強しろ」と豪語。「メインなのでしっかり倒します。相手は俺のことを中くらいのレベルと言ったので、トレーナーからも（実力を）教えてやれと言われました。必ず倒します」と、梅野には珍しいKO宣言も。

　対するルンラットは「昨日、日本に着いてから2kg落としました。減量苦？　全然平気です。日本の寒さは少し不安だけれど問題はない」と落ち着いた表情。

「梅野は身体が大きいが大丈夫。精一杯戦うよ。彼のヒジには少し注意するが、対策は練ってきた。パンチも使って前へ出て攻めていく」と、事前の情報どおり前へ出て攻めるスタイルで戦うと語った。
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