【ボクシング】村田がTKO勝ちで世界ランカー対決制す
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▲村田（右）が右を炸裂させ、3戦ぶりのTKO勝ちを飾った
帝拳プロモーション/三迫プロモーション
「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」
2015年5月1日（金）東京・大田区総合体育館
▼ミドル級 3分10R
○村田諒太（帝拳ジム/WBC世界ミドル級7位）
TKO 5R 38秒
●ダグラス・ダミアオ・アタイデ（ブラジル/WBO世界ミドル級14位）
WBC世界ミドル級7位・村田は、プロ7戦目でWBO世界ミドル級14位アタイデと世界ランカー対決を行った。アタイデは13勝（6KO）1敗1分の戦績。
1R、ガードを上げてジャブを出しながら前に出る村田。アタイデはジャブを突き、村田の右ストレート、左ボディブローをもらうと連打を返す。
2Rも村田はジャブを出して前に出る。アタイデはボディから顔面への連打。ジャブでプレッシャーをかけ、グイグイと前に出る村田はアタイデをロープに追い詰めると左ボディブロー。
3R、積極的に連打を出すアタイデに村田は右ストレートで応戦。アタイデのコンビネーションに村田は手を焼くが、左ジャブ、左ボディブローを入れる。
4Rはアタイデがボディを打ちながら前に出始める。村田は下がらずその場で打ち返す。アタイデの連打に村田もコンビネーションを返すが、パンチをもらってもアタイデの手数は止まらない。ガードを固める村田。
5Rが始まってすぐ、ジャブを連打した村田が右フックでダウンを奪う。立ち上がったアタイデへ一気にラッシュを仕掛ける村田。最後は右ストレートで倒し、TKO勝ち。村田はガッツポーズで歓声に応えた。
「狙いすぎて手数が出なくてよくないシーンもありましたが、最後の右はここ最近では一番良かったです」と、フィニッシュブローに満足そうな村田。
「人を倒すって間隔を覚えた」と成長を実感するが、「よくない部分もたくさんあったので反省していきたい。勝負の年にします」とさらなる飛躍を誓った。
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