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【ボクシング】池原が負傷判定で僅差の防衛

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2015/05/06(水)UP

 

▲接戦となった女子世界戦は王者・池原(右)が負傷判定で防衛に成功した

ワタナベジム
「GWボクシングスペシャル トリプルタイトルマッチ」
2015年5月6日(水・祝)東京・大田区総合体育館

▼WBO女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチ 3分10R
○池原“シーサー”久美子(フュチュール/WBO女子世界ミニフライ級王者)
7R負傷判定2-1 ※67-66、66-67、67-66
●江畑佳代子(ワタナベジム)
※池原が2度目の防衛に成功。

 池原は昨年9月、王座決定戦で世界王座に就き、今年2月には初防衛に成功した。今回が2度目の防衛戦。挑戦者の江畑はOPBF東洋太平洋女子フライ級王者で、今回が4度目の世界王座挑戦となった。

 1Rから3、4連打で攻める池原に江畑は右ストレートで応戦。3Rには池原が打って来るところへ江畑が連打を決める。

 4R、積極的に前へ出てパンチを出す池原はボディを打つ。江畑は右ストレート。5R、池原の右ストレートが2度クリーンヒット。江畑も打ち返すが池原はパンチを出して前へ出る。

 6R、何度か短く打ち合いが見られるが、ヒットが多いのは池原。7R、ジャブで仰け反らせた江畑がラッシュを仕掛けるも、バッティングがあり両者とも目尻から流血のアクシデント。

 ドクターチェックの後、池原の負傷が試合続行不可能と判断されてレフェリーからストップがかかり、7R28秒までの採点で勝敗を決することに。

 判定は2-1と割れ、池原が僅差の判定で2度目の防衛に成功した。

 池原は、「自分のボクシングが出来なくて、こんな形で終わってしまったことが残念です。最後まで戦いたかったです。もう一度戦いたいと思います。まだまだです。もっともっと強くなって皆さんの前でリングに立ちたいと思います」と涙ぐみながら勝利者インタビューに答えた。

  

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