【ボクシング】田口が5度倒し圧勝の初防衛
ワタナベジム
「GWボクシングスペシャル トリプルタイトルマッチ」
2015年5月6日(水・祝)東京・大田区総合体育館
▼WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
○田口良一(ワタナベジム/WBA世界ライトフライ級王者)
TKO 8R 36秒
●クワンタイ・シスモーゼン(タイ/WBA世界ライトフライ級15位・挑戦者)
※田口が初防衛に成功。
田口は昨年の大みそかに世界王座を獲得し、今回が初防衛戦。その風貌から“強カワイイ”と呼ばれている。挑戦者は元WBA世界ミニマム級王者で2階級制覇を狙うクワンタイ。
1R、クワンタイは頭を低く下げて前進、コンパクトなパンチと大振りのパンチを使い分ける。田口はジャブを多用して距離を取り、クワンタイの大振りパンチは空振りさせた。
2R、クワンタイの右フックをもらい田口はガードを固めるが、すぐにフットワークを使いながらパンチを打ち返し、打ち下ろしの右ストレートでラウンド終了間際にダウンを奪う。
3R、フットワークでクワンタイの突進をかわし、ジャブと左右ボディストレートで攻める田口。クワンタイもボディを狙い、強い右ストレート、左フックを打ってくるため油断ならない。クワンタイのパンチを鮮やかにかわし、ジャブと右ストレートを突く田口に場内からどよめきが起こる。
4Rも田口はクワンタイのパンチをかわしてジャブを突き、右ストレートを何度もヒットさせる。5R、クワンタイが接近戦での打ち合いを挑むが、田口は左フックを放って距離を取る。打ち合いに来たクワンタイから、田口が右のカウンターを決めてラウンド終了間際にダウンを奪った。
6R、田口はボディから顔面への連打を決めて、クワンタイの大振りフックはサッとかわす。このラウンドも終了間際に右フックの連打でダウンを奪った。
7R、一気に連打で前へ出る田口。ボディブローと右ストレート、左フックでクワンタイをロープ際へ追い詰める。そしてこのラウンド終了間際にも右ストレートでダウンを奪った。
8R開始直後、連打で前に出る田口が右フックからの左フックでダウンを奪い、レフェリーはここで試合をストップ。田口がTKO勝ちで初防衛に成功した。
マイクを向けられた田口は、「むちゃくちゃ嬉しいです。もっとまとめられればあと2、3回は倒せた」と言い、「強カワイイは卒業です」と宣言。今後は“強カッコいい”でいきたいとした。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】