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【Krush】タイトルへの執念燃やす匠「叩き潰してやる」

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2015/07/28(火)UP

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▲匠(右)は小学生の時から練習を見てもらっているという梶原(左)のミットにパンチを叩き込む

 8月14日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.56』にて、第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント準決勝で結城将人(チャモアペットムエタイアカデミー)と対戦する匠(チームドラゴン)が7月28日(火)都内にて公開練習を行った。

 公開練習が行われたのはK-1ジム総本部。普段は町田にあるK-1 GYM DRAGONで練習している匠だが、総本部のチーフトレーナー・梶原龍児には、梶原がプロボクサー時代から練習を見てもらっているという。この日も息のあったパンチのミット打ちを披露した。

「いい練習をさせてもらいました。小学5年生の時から龍児さんに見てもらっていたので、何年かぶりにミットを持ってもらえたのは新鮮でした」

 普段練習しているK-1 GYM DRAGONは半地下にあり、人数が多いこともあって熱気がこもり、高地トレーニングのように酸素も薄くなるという。「それでも練習が出来ているし、冷房も入れないでガンガンやっているので、夏の暑さも関係ない」という。

 6月のトーナメント1回戦ではkazyosiを相手に延長戦までもつれ込み、苦戦を強いられたが、「4月の(堀尾竜司戦)敗戦の後、萎えていた部分があって練習に身が入っていなかった。でも今回は絶対にベルトを獲ると決めているので気持ちにブレがないし、覚悟も決まっている。前回よりいい練習が出来ていて練習量も多いので、いいものを見せられると思う」と、前回とは気構えが全く違う。

 対戦する結城とは2013年3月の『Krush.27』で初対決し、判定勝ちしているが、「パワーがあって打たれ強く、ガッツのある選手なのでラクな相手ではない。自分は再戦でけっこう苦戦するので、ナメずに全力で戦わないと喰われてしまう。叩き潰してやろう、と思っています」と油断はない。

 そして、「4月に負けてまたベルトから遠ざかり、この先何年やればタイトルマッチかと考えていたので、このチャンスを手にしないといけない。ベルトを獲らないといけない」と、タイトルへの執念を口にした。

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