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【シュートボクシング】高橋vs魅津希、坂本vs郷野が決定

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2015/11/10(火)UP

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魅津希との4度目の対戦に挑む高橋。過去3戦3敗のリベンジなるか

 12月1日(火)東京・TDCホールにて開催される、シュートボクシング(以下SB)30周年記念ビッグマッチ第2弾『GROUND ZERO TOKYO2015』の記者会見が、11月10日(火)都内にて行われた。

 SB女子バンタム級1位・高橋藍(シーザージム)とSB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起(シーザージム)が、MMA(総合格闘技)ファイターを迎え撃つ。高橋はDEEP JEWELSライト級王者・魅津希(空手道白心会)、坂本は英雄伝説アジア72kg王者でかつてPRIDEで活躍した郷野聡寛(フリー)と対戦する。

 高橋と魅津希はこれまでSBルールで2012年2月のワンマッチ同年8月のGirls S-cup -53.5kgトーナメント決勝戦2013年8月のGirls S-cup2013バンタム級トーナメント決勝戦と3度対戦し、いずれも魅津希が勝利を収めている。

SBのトーナメントで2度優勝し、現在はMMAのDEEP JEWELS王者である魅津希(右)。高橋(左)とは3度対戦

 高橋は、「3回もやって3回も負けています。特に3度目の負けの時は悔しいという気持ちも沸かないくらい頭が真っ白になりました。練習の時もどうしていいか分からないこともありました。どうやってモチベーションを持ち続けるか悩みました。でも、この12月の大会が決まった時に、自分から魅津希選手ともう1回やりたいと言えるようになったんです。それはSBが好きでやらせてもらっているのに、たくさんの人が応援してくれたからです」と、魅津希に敗れてどん底に落ちたが、周りからの励ましで立ち直ることが出来たと語る。

 そして、「4度目の正直、4回目の奇跡をしっかり起こしたい。我ながらいいカードだと思うので、その期待に応えられるような試合をして最後に私が勝ちます。魅津希選手はフィジカル、テクニック全て持っている選手ですが、なぜ自分が負けたのかという答えを持っているので、それを証明したいと思います」と、必勝を宣言。

エンドレスラッシュの坂本(左)と、打たせずに打つディフェンスに自信のある郷野(右)が激突

 坂本は「今年、自分は全勝のつもりで戦ってサワーと対戦したいと思っていましたが、8月の試合で負けてしまい30周年の予定が狂ってしまいました。その悔しい思いをこの試合にぶつけたい」と意気込み、「郷野選手はディフェンス技術が抜群に優れていますが、攻撃力は僕の方が1~2枚は上。なぜか当たる僕の打撃を見せたい」と攻撃力の差で勝負だと語る。

2012年11月、当時のSB日本スーパーウェルター級王者・鈴木悟(右)と対戦した郷野は1RでTKO負け。あの時の屈辱を晴らせるか

 それに対して郷野は、「3年前にSBに何回か出させてもらいましたが、みっともない姿をさらしてしまった。引退する前にもう1回SBだ、と思っていました。あれは本当の自分じゃないというのを見せたい。3年前の俺は間違った減量方法をやっていて、栄養失調状態だった。今はブラジルで減量方法を学んで、昔のディフェンス感が戻ってきている。今年は6戦もやって一発ももらっていない。坂本選手は手数をいっぱい出すが、俺に当てることは無理だと思うので無傷で帰ります」と、以前SBに参戦していた時の自分とは違うという。

 さらに、「俺より攻撃力があるかもしれないが、当たらないと意味がないからな。いっぱい手を出してもらって、疲れたところで俺が手を出して勝つ。省エネファイトでやる」と言い放った。

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