【極真館】日・米・英のKWU世界大会代表選手9名が参戦
11月15日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて極真館主催『2015争覇戦 全日本空手道選手権大会』が開催される。
争覇戦とは、4階級のトーナメントを行い各階級の上位2名が出そろったところで、その8名がくじ引きで組み合わせを決めてトーナメントを戦い、真の王者を決定するというもの。
男子では全出場者27名中6名が10月にロシアで行われたKWU世界大会の代表選手であり、2013年・2014年度の覇者で今回3連覇がかかった藤井将貴が勝ち上がるのもそう容易い事ではない。
その藤井と2回戦での対戦が濃厚なケンソン・パトリックは、ダークホースの筆頭。パトリックは現在タレント活動も行っており、TBS『モニタリング』などのバラエティ番組にも出演しているが、2013年のKWU世界大会にはカメルーン代表として出場。高い身体能力を誇る。
また昨年は準決勝で藤井に敗退しているが、KOキングの高山忠士(昨年4位)が今大会でどこまで暴れてくれるのかも楽しみのひとつと言えるだろう。10月のKWU世界大会でも得意の胴まわし回転蹴りなどにより2つの一本勝ちを収め、-65kg級で3位に入賞。今大会では藤井へのリベンジを狙っている。高山もオスカープロモーションに所属し、雑誌モデルやSUZUKIスペーシアのCMに出演するなどメディアで活躍中。
もう1人、KWU世界大会で2013年に-60kg級準優勝、今年度は同級3位と世界の舞台で安定した実力を見せている高橋元樹(昨年5位)も、無差別での優勝を狙える一人だ。
その他、世界大会代表組のギャリー・クーパー(アメリカ代表・総本部内弟子)、舩先雄(昨年準優勝)、鈴木彰太(一昨年-80kg級3位)なども優勝戦線に絡んでくる可能性が高い。
一方、女子の部では、KWU世界大会で2013年、2015年とも60kg級で準優勝しているイギリスのエマ・マークウェル(IFK所属)とカーステン・スミス(KWU世界大会-70kg級3位・IFK所属)がエントリー。
マークウェルはこれまで全英、全ヨーロッパなどでの優勝経験がある世界的な強豪選手だが、今年はKWU世界大会、新極真会世界大会(2回戦敗退)と立て続けに出場した大会ではいずれも優勝を逃している。今大会では何としても優勝トロフィーを持ち帰りたいと、新極真会の世界大会後も日本に残り、極真館城南品川支部で藤井将貴らと調整を続けた。
また、午前中に行われる高校生の部では、高校3年男子軽量級(65kg以下)にエントリーしている高井駿也(士衛塾・開志学園)や高校3年男子重量級(65kg超)の徳永稜也(極真館・城南品川支部)ら超高校級の選手が出場。連覇を狙うのはもちろんだが、来年以降の一般の大会への試金石ともなり、注目が集まる。
・【試合動画】極真館「2014争覇戦全日本空手道選手権大会」
・【試合動画】極真館「2015全日本ウェイト制空手道選手権大会」
極真空手道連盟 極真館
「2015争覇戦 全日本空手道選手権大会
2015全日本女子空手道選手権大会
2015全日本青少年空手道選手権大会(高校生)
2015全日本青少年空手道選手権大会団体戦」
2015年11月15日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場9:00 開会式10:00
争覇戦・全日本女子開会式13:00
<チケット料金>
2,000円(全席自由)※小学生以下無料
<お問い合わせ>
極真館総本部大会事務局=TEL:048-256-8255
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