【KNOCK OUT】不可思、元UFCファイター金原正徳と森井洋介との戦いへ
第4試合で元日本ミドル級王者・緑川創(藤本ジム)に判定勝ちした宮越は、「残り3秒でダウンを奪っての逆転勝ち。まさかあんな風になるとは誰も想像できなかったと思います。緑川選手は想像していた戦い方ではなかった。見合う場面が多くて、お互いに3Rくらいから“このままではヤバい”と察したので、前へ出てアグレッシブに行こうと思った」と、試合を振り返った。
お互いにアグレッシブに行こうという感覚があったからこそ、最後の左フックでのダウンが生まれたという。「ポイントでは負けていると思っていた。オープンスコアを聞いてなかったんですよ。とにかく攻めないといい試合にもならない、とも思ったので、負けてもいいから面白い試合にしないと何も残らないと思って。残り3秒で緑川選手が前に出てくれたのでカウンターを合わせて勝つことが出来て嬉しかった」
年内での引退を宣言している宮越。「引退の撤回はしません」と言い、次に戦いたい相手として元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98(クロスポイント吉祥寺)の名をあげた。
「T-98選手しかいないでしょう。T-98選手に勝って終わる。それを一番望んでいます」と、T-98に勝って日本軽重量級最強を証明して引退したいと語った。
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