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【KNOCK OUT】那須川天心vs6連続KOの小笠原瑛作、12月決戦へ

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2017/08/21(月)UP

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那須川(左)vs小笠原(右)、ついに実現か

 8月20日(日)東京・大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT vol.4』でファン・ヒョシク(韓国)を2R42秒、TKOに破ったREBELS 52.5kg級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が、那須川天心(TARGET)との対戦に名乗りをあげた。

 小笠原は那須川と同じくジュニアキック出身で、プロ戦績は27勝(15KO)3敗。これまで3つのタイトルを獲得している。2016年に那須川が保持するRISEバンタム級王座への挑戦者決定トーナメントに参戦したが、決勝戦で村越優汰に敗れ挑戦は実現しなかった。

これで6連続KO勝利の小笠原(左)。機は熟した

 その後は6連続KO勝利を飾り、今年6月には那須川天心とKNOCK OUT旗揚げ戦で対戦したルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ワンチャローンをもTKOに破っている。

 ヒョシクとの試合後、小笠原は「機は熟した。12月に天心とやりたい」と明言。挑戦者決定トーナメント以降は、那須川戦のことを聞かれても「僕とKNOCK OUTがもっと注目されるようになって、本当にファンに期待される状況になってからやりたい」と答えていたが、6連続KO勝利を達成した今、那須川と戦う準備が整ったようだ。

同大会のメインで、いつも通り圧倒的な強さを見せた那須川(右)

 この言葉を伝え聞いた那須川も「僕はいつでもやります。前はビビッているのかなと思っていたけれど、お互いが納得したのだから今やってもいいと思います」と対戦に同意した。

 小笠原は9月6日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.52』で、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座決定戦を行うことが決まっており、ここで勝てば那須川と同じ世界タイトル(那須川はISKA世界オリエンタルルール世界バンタム級王者=ISKAには同じ階級に5つの異なったルールの王座がある)を手にすることになる。まずはここで勝つことが対戦実現の条件となるだろう。

 小野寺力KNOCK OUTプロデューサーも「機運は高まっている。前はまだ早いというのがあったが、今は小笠原君が試練を乗り越えて、クリアーして勝ち進んで来た実力を持っている。12月大会はまだ調整中ですが、12月にやってもいいと思います」とした。

 また、8月12日の『ACCEL37 真夏のバトル』でアクセルGルールフェザー級王者となった、プロボクシング西日本新人王決定戦準優勝の原口健飛(けんと/聖武会館)が挑戦宣言していることについて那須川は、「知らないです。僕の名前を出しておけばいいやってものじゃない。眼中にないです。強くなったらやりますけれど」と、実績を作ってこいと語った。

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