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【ラウェイ】超過激格闘技の代表「頭突きと拳のスペシャリストを集めた」

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2017/10/24(火)UP

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4月大会に初参戦した久保(右)だが、ミャンマー人選手の頭突きに敗れた

 11月15日(水)東京・後楽園ホールで開催される“地上で最も過激な格闘技”『ラウェイ グランプリ ジャパン 2017』の全対戦カードが決定した。

 新たに発表されたのは久保輝彦(日本/禅道会)vsルクク・ダリ(コンゴ/Honey Trap)、ソー・テット・ウー(ミャンマー)vsソン・ジミョン(韓国)の2試合。

 久保は「バーリトゥード(何でもあり)空手」を標榜する空手道禅道会所属で、柔道の経験もあり打撃・寝技ともに得意とする。DEEPやZSTなどでMMAの試合経験多数のベテラン選手。素手顔面攻撃、頭突き、金的攻撃、パウンド、絞め・関節技、道着を掴んでの打撃、全て有りのプロ空手達人ルールでの試合経験もある。4月大会に初参戦した、頭突きをもらって1R2分13秒、ドクターストップによるTKOで敗れた。

ZONEでのラウェイ戦で金子(右)を頭突き、ヒザ蹴りで圧倒したダリ(左)が初参戦

 対するダリは日本を拠点にMMA(総合格闘技)ファイターとして活躍。これまでに「DEEP」や「GRACHAN」などの大会に出場経験がある。幼い頃から柔道を習い、アフリカ・ジュニア王者になったほか、コンゴ代表にも選ばれた実績を持つ。昨年7月には『巌流島』に参戦し、ミャンマーラウェイの最強戦士トゥントゥンミンを1Rパウンドで撃破。今年5月には『ZONE』でラウェイルールに挑み、2R2分37秒、金子大輝から頭突き、ヒザ蹴り、パンチで4度のダウンを奪ってTKO勝ちしている。

ラウェイはヒジ打ちもOK

 ジミョンは韓国人選手として初めてラウェイ公式ルールでの試合を行う。対するウーの詳細は不明だが、MTBF(ミャンマー・トラディショナル・ボクシング・フェデレーション=ラウェイ連盟)のWUNNA代表は「ラウェイ日本大会を1年間(今回が6回目の開催)継続できたことをILFJの皆様に、そして日本大会をサポートして頂いた皆様に心より感謝致します。今回はラウェイGPと名付けられた大会なのでトラディショナル・ラウェイを継承している選手を日本へ派遣させて頂きます。

 ラウェイといえば頭突きの許される戦いです。拳と頭突きのスペシャリストを集めました。トラディショナル・ラウェイらしい戦いになることを心より望んでおります。ミャンマー選手へも応援よろしくお願いします」とのメッセージを寄せている。

 地上で最も過激な格闘技ラウェイ最大の特徴である、頭突きとほぼ素手のパンチ(グローブを着けずバンテージを巻いたのみ)が乱れ飛ぶ壮絶な戦いが繰り広げられそうだ。

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