【ボクシング】今度はパッキャオがマクレガーを挑発
ボクシング六階級制覇のマニー・パッキャオ(38=フィリピン)が、SNSでUFC二階級制覇のコナー・マクレガー(29=アイルランド)を挑発した。写真投稿サイト、Instagramにマクレガーの写真を載せ、「ハッピーなサンクスギビング(感謝祭)を! 本物のボクシングの試合を2018年に。@thenotoriousmma」と書いたのだ。@thenotoriousmmaは、マクレガーのInstagramおよびツイッターアカウント名である。
マクレガーは今年8月にラスベガスのTモバイル・アリーナで、49戦無敗の“ボクシング・レジェンド”フロイド・メイウェザー(40=アメリカ)とボクシング・ルールの試合で対戦し10RにTKOで敗れたが、この試合でメイウェザーは1億ドル(100億円以上)、マクレガーは3000万ドル(30億円以上)のファイトマネーと、それに加えて莫大なPPV(有料TV放送)の歩合を稼いだとされている。
パッキャオより先にボクシングで六階級制覇を成し遂げ、現在は引退してボクシング・プロモーターをしているオスカー・デ・ラ・ホーヤ(44=アメリカ)も最近ラジオ出演して「自分なら2RでマクレガーをKOできる」と豪語してマクレガーに挑戦状を叩きつけ、復帰に向けて猛特訓も積んでいることを明らかにした。
パッキャオは2015年5月にメイウェザーと対戦し、“世紀の一戦”と呼ばれたこの試合はボクシング史上最大の興行収入をもたらしたが、試合は凡戦に終わり、パッキャオは判定で敗れた。
その後パッキャオはティモシー・ブラッドリー、ジェシー・バルガスに2連勝したが、今年7月、オーストラリアのジェフ・ホーンに判定負けを喫した。この試合の判定には疑問を投げかける声も多いが、パッキャオのトレーナーのフレディ・ローチはパッキャオの衰えを痛感し、この試合で引退するよう勧めている。
そうした中、プロボクシングの試合はメイウェザー戦がデビュー戦だったマクレガーが相手ならば、楽をして大金が稼げるとパッキャオも考えたのかもしれない。2018年に戦おう、というわけだ。しかしマクレガーはこのパッキャオの挑発に関して反応しておらず、メイウェザー戦で稼いだカネで、パーティー三昧の日々を送っているという。
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