【ボクシング】44歳デ・ラ・ホーヤが「マクレガーを2RでKO」宣言、復帰に向けて特訓も
かつてボクシングで6階級制覇を成し遂げ、現在は世界有数のボクシング・プロモート会社『ゴールデンボーイ・プロモーション』の会長を務めるオスカー・デ・ラ・ホーヤ(44=アメリカ)が、UFCライト級王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)との対戦を表明した。
8月にラスベガスで行われたフロイド・メイウェザーvsマクレガーのボクシングマッチ。大きな話題を呼んだこの一戦はメイウェザーが10RでTKO勝利したが、デ・ラ・ホーヤは「私ならマクレガーを2Rで倒せる」と豪語し、この復帰戦に向けて秘密特訓していることも明かした。
デ・ラ・ホーヤは92年のバルセロナ五輪ボクシングで金メダルを獲得して“ゴールデンボーイ”と呼ばれるようになり、プロ転向後はボクシング史上初の6階級制覇を成し遂げたスーパースターだ。08年12月にマニー・パッキャオに8R終了時TKOで敗れた試合を最後に引退、以後はプロモーター業に専念していた。
11月13日(現地時間)に、アメリカを拠点とするインターネットラジオ『ダッシュ・ラジオ』に生出演したデ・ラ・ホーヤは、「私はひそかに特訓してきたんだ。今の私は、これまでで最高にスピードが速いしパワーも過去最高だ。私ならマクレガーを2Rで倒せる。この試合のためにカムバックするよ」と宣言した。
デ・ラ・ホーヤは「マクレガーはバカでかいアイルランド人で、王様だ。ケージでなら、彼は私を破壊するだろう。だからリングで戦う」と、メイウェザーvsマクレガーと同様、ボクシング・ルールでの対戦を希望。
しかしデ・ラ・ホーヤはメイウェザーvsマクレガー戦の前も後も、「この試合はボクシングに害をもたらすだけだ」と激しく糾弾していた。それが、手の平を返したようにマクレガー戦を希望しているのは皮肉である。もっともデ・ラ・ホーヤは、メイウェザーvsマクレガーが正式決定する前は、自身の会社『ゴールデンボーイ・プロモーション』の所属選手、サウル・アルバレスとマクレガーを対戦させようと画策していただけに、“前言完全忘却”は、どこかの国の政治家同様、お手の物なのかもしれない。
関連記事:「マクレガーvsメイウェザー実現阻止をデ・ラ・ホーヤが画策」
ただし、もしこの試合が実現すれば注目を集めるのは間違いない。メイウェザーvsマクレガー戦で、メイウェザーは少なくとも1億ドル(110億円以上)のファイトマネーを手にしたと言われているが、デ・ラ・ホーヤvsマクレガーも“メガファイト”になりそうだ。デ・ラ・ホーヤはこの試合を2018年に実現したい、としている。
●編集部オススメ
・メイウェザーとマクレガーが会見で乱闘寸前「今ここでやってやる!」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!