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【ACB】廣野祐がロシアのメジャー大会に出場、相手は若き国際王者

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2018/03/01(木)UP

廣野(右)の相手は、95%近い勝率を上げるロシアの若き国際王者ブラッド・トゥイノフ (左)

 3月23日(金・現地時間)ロシア・オリョールのGrinn Centerで開催される『ACB Kick Boxing』大会に、K-1ファイターである廣野祐(33=NPO JEFA)の出場が決定した。

 ACBはチェチェンを拠点とし、近年はロシア・東欧を中心に精力的に興行を行っている、ヨーロッパで最も勢いのあるMMA(総合格闘技)団体の一つ。15年からはキックボクシング部門も設立され、現在まで100大会近くが開催されている。

 廣野は初代Bigbangスーパーウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーウェルター級&ミドル級王者で、粘り強くタフな試合で相手の持ち味を消す戦い方を身上とする。

 昨年は1月にKrushの-70kgタイトルマッチでジョーダン・ピケオーと、6月のK-1ウェルター級王座決定トーナメントでサニー・ダルベック、そして年末のK-1では日菜太と強豪を相手にし三連敗。しかし、TKO負けを喫したダルベック戦以外の2戦はいずれも2-0の僅差判定。ダルベック戦もヒザ蹴りで目の上をカットされるまでは互角以上に渡り合い、世界の強豪と戦える実力を見せつけた。

昨年6月のK-1では強豪ダルベックを追い詰めるも無念の流血ストップ

 対戦相手のブラッド・トゥイノフ(ロシア)は、K-1にも出場したマサロ・グランダー(オランダ)から判定勝利を飾っている20歳の若きファイター。北欧やロシアのキック団体であるWKU、W5他数々のタイトルを獲っており、戦績は37戦35勝(11KO)2敗とベテラン並みの試合経験と高い勝率を誇る。

 二度目の海外遠征となる廣野は自身のブログで「今回もアウェイなので倒さねばまず勝てないでしょう。非常に厳しい条件ではあるが、何とか勝って世界のHIRONOにならねば」と 、2018年初ファイトを敵地でKOを奪う覚悟で渡露する。

「ACB Kick Boxing」
2018年3月23日(金・現地時間)ロシア・オリョール Grinn Center

<決定対戦カード>
▼-71kg契約 3分3R延長1R
廣野 祐 (NPO JEFA/元J-NETWORKスーパー・ウェルター級&ミドル級王者、初代Bigbangスーパー・ウェルター級王者)
vs
ブラッド・トゥイノフ Vlad Tuinov(ロシア/W5 -71kg ヨーロッパ王者、同-
72.5kgインターコンチネンタル王者、A1 -72kg世界王者、MTA -70kgヨーロ
ッパ王者、WKU -71kgヨーロッパ王者)

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