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【極真会館】重量級は過半数が外国人選手、ウェイト制がほぼ国際大会に

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2018/04/04(水)UP

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トーナメントの過半数を外国人選手が占める重量級に挑む南原(左)と星(右)の19歳コンビ

 4月21日(土)22日(日)東京体育館で開催される『2018第35回全日本ウェイト制空手道選手権大会・2018世界女子ウェイト制空手道選手権大会』の記者会見が、4日(水)都内で行われた。

 階級別の同大会はこれまで毎年初夏に大阪で開催されてきたが、『I.K.O.セミコンタクトルール2018全国交流大会』が6月3日(日)に大阪で初開催されることが決まったため、今年は4月に東京での開催となった。同大会は『2018国際親善空手道選手権大会』の1カテゴリーとして行われるため、例年よりも外国人選手の出場が多く、さながら国際大会の様相を呈する。

 特に男子重量級(90kg以上)は23名のうち14名が外国人選手と過半数を占めている。

 日本人優勝候補である2015第32回全日本ウェイト制重量級3位・南原健太(19=東京城北支部)は「ゆくゆくは世界大会で優勝することが目標なので、この機会に外国人選手が多く出てくれるのは嬉しく思います。負けずに勝ってこれからにつなげたいと思います」と、この状況を逆に喜んでいるようだ。

 身長182cm、体重128kgの重量級のホープ・星龍之介(19=本部直轄浅草道場)も「ゆくゆくは世界大会に出場したいと思っているので、決勝でアントン選手を倒して次につなげたいです」と、2018ロシアンカップ重量級優勝アントン・グリアエフ(20=ロシア)と決勝で戦って勝ちたいと意気込んだ。

 松井章奎館長は「秋の全日本選手権大会(無差別)は来年の世界選手権大会の選抜戦となりますが、そこで優勝する可能性を秘めた選手が複数名います。改定ルールを実施して以来どれだけ技術を向上させて臨んでくるか。今大会は全日本と言いながら国際試合の様相も呈しています。世界選手権へ向けて現状を把握する大会になるでしょう」と見どころを語っている。

 なお、今大会は入場無料となることも発表された。

次ページ:会見に出席した各階級有力選手のコメント

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