【シュートボクシング】KINGレイナ、世志琥に勝った相手に「回転系の技とカウンターで倒す」
7月6日(金)東京・TDCホールにて開催されるシュートボクシング(以下SB)協会が主催する女子格闘技の真夏の祭典『Girls S-cup 2018』の記者会見が、6月26日(火)都内にて行われた。
SBルールに初挑戦することが発表されていたKINGレイナ(21=FIGHT CLUB 428)の対戦相手が、キム・ヨンギ(韓国/TEAM J/CMA KOREA)に決定。ヨンギは柔道とキックボクシングをバックボーンに持ち、昨年12月の『ROAD FC』で女子プロレスラーの世志琥(よしこ)と対戦し、スピードと手数で世志琥にMMA初黒星を付けたことで一躍名を知られることになった。
KINGレイナとは2017年9月にMMA(総合格闘技)イベント『DEEP』で対戦し、1R4分48秒、KINGレイナが腕十字固めで一本勝ち。また、今年2月には中井りんとも対戦しており、1R4分37秒、パウンドでTKO負けを喫している。
SB協会・シーザー武志会長は「KINGがシーザージムへ練習に来た時に見たんですが、こんなに立ち技が上手いのかって思ったくらいの練習をしていました。いい試合になりそうです。キムは元々柔道とキックボクシングをやっていて、MMAでKINGとやって負けていますが立ち技ならキムが有利かなと思っていたんですが、KINGの練習を見てなかなかやるなと思いました」と、KINGレイナを高評価。
KINGレイナは「初参戦なんですけど、元々デビューした当初からキックボクシングの試合に出たかったんですよね。だいぶ経ってからになりましたが、このタイミングで面白い挑戦かなと思っています。体重も落としているので、いろいろな技も出して新しいKINGレイナを見せたいと思います。再戦なので、今回は打撃でぶっ倒そうかと思っています」と、立ち技の試合にも元々出たかったのだという。
勝ち方にもこだわりがあり、「今は回転系の技の練習をしているので、それで倒そうかなと思っています。相手は前に出て来てのパンチだけかなと思っているので、その前へ来たところにカウンターで倒そうかと思います」と、派手な回転系の技を使って最後はカウンターで倒すと予告。
するとここでキムからのメッセージが届き、読み上げられた。「こんなに早くKINGレイナにリベンジする機会が来るとは思いませんでした。SBのシーザー会長にお礼を申し上げます。前回は打撃にビビったKINGレイナが途中で寝技に逃げて勝った総合ルールの試合でした。しかし、今回は自分の得意な打撃が生かせるSBルールのため負けるわけが無いです。ぜひ、KINGレイナがマットに倒れる姿に期待して下さい」とのKO予告。
それを聞いたKINGレイナは「負けているのによくもそんなことが言えるなと思う。MMAなので立ち技・寝技どっちでやっても関係ないでしょう。ビビった訳でも何でもない。私の方が強い。絶対に勝ちます」と、怒りを露わにした。
KINGレイナは柔道出身であり、これまでMMAの試合でも豪快な投げを何度も見せている。「投げももちろんやろうかなと思っています。どんな投げが見たいですか? 投げも出してポイントを取りつつ、打撃でKOします」と、やって欲しい投げのリクエストを受ける余裕ぶりだった。
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