【Krush】KO防衛のKANA、K-1で女子世界トーナメント開催を熱望
8月18日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催された『Krush.92』のメインイベントで、Krush女子フライ級王座2度目の防衛に成功したKANA(25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が試合を振り返った。
KANAは中国拳法・散打の王者リュウ・シーベイ(18=中国)を挑戦者に迎え、2R1分38秒、左ミドルキックでKO勝ちを飾った。
「練習してきたことが少しずつ形になり、リングで少しずつ出せるようになってきました」と感想を述べたKANA。
今回の試合に備えて約1カ月間のイギリス武者修業を終え、スパーリングを中心に121ラウンドをこなしてきたという。「イギリス武者修行で実戦経験を積んできたことも少し出たかなと思います。パンチと蹴りを上下に散らしたり、いろいろな技が出せたり。やっぱり今までがむしゃらにいってしまって倒せなかった部分で冷静に相手を見たり、全ての部分で少し向上が見えたかなと思います」とイギリス武者修行での成長も実感したようだ。
「Krushのメインイベントとして初めてKOで終わらせられたのは、自分の大きな成長でした。でも終わってしまえばそれは過去で、一つの通過点として次に向けて行かなければいけない」と、KO防衛してもすでに気を引き締めているKANA。
試合後のマイクアピールではKrush王座の防衛とK-1再出撃を宣言したが、一夜明け会見でも「これからもどんどん強い選手と戦って、Krushのベルトをしっかり守って価値を上げたい。そしてK-1にも参戦して、近いうちに女子の世界トーナメントをK-1でもやりたいので、そこまで持っていきたい」とK-1での世界トーナメントの実現を熱望した。
このKANAの希望を聞いた宮田充K-1プロデューサーは「勝ちっぷりも見事でしたし、僕らが考えていかないといけないのはKANA選手の対戦相手。今度は会見から火花が散るような、KANA選手に負けないぐらいの気の強さだったり、個性を持っているようなファイターを探してみたい。そういった良いファイターを連れてきて戦ってもらって、それでファンの人たちに支持されて、もっと先が見たいというようになれば、KANA選手の描いているK-1の世界トーナメントに発展していくかなと思います」と話した。
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