【Krush】KANAが1Rからの猛攻で散打王者を圧倒KO、V2達成
Krush実行委員会
「Krush.92」
2018年8月18日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼第7試合 メインイベント Krush女子フライ級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇KANA(25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第2代・第4代Krush女子フライ級王者)
KO 2R 1分38秒 ※左ミドルキック
●リュウ・シーベイ(18=中国/CFP/2016年重慶市年青少年武術散打選手権48kg優勝/挑戦者)
※KANAが2度目の防衛に成功。
Krushの女王KANAが2度目の防衛戦を迎えた。KANAは昨年の名古屋大会にも出場し、エミリー・マシューを1R2分55秒、右フックでKOしている。約1カ月間のイギリス武者修業を終え、スパーリングを中心に121ラウンドをこなしてきたという。
挑戦者のシーベイは8勝1敗のキックボクシング戦績で、中国武術・散打の全国青少年体育クラブ武術散打大会48kg級などでも優勝を飾っている。
1Rが始まると同時にKANAが前へ出て左ローを連発、さらに強い右を打つ。連打と右ローでどんどん前へ出るKANA。シーベイは散打らしいサイドキックを放って距離を取ろうとするが、KANAの顔面とボディへのパンチをもらう。
KANAが顔面への連打から右ボディブローを突き刺すと、シーベイは腹を抑えてくの字になりスタンディングダウン。続けてKANAは右ストレート、左右フックからの右ロー、右ミドルと右ボディブローなど攻めまくる。シーベイはバックステップで離れるのが精一杯。
2R、顔へのパンチからボディへ右ヒザを突き刺すKANA。コーナーへ詰めて右ボディで徹底的に攻める。シーベイはコーナーに詰まって耐えるのみ。KANAの左ミドル2発が綺麗に決まると、シーベイは腹を抑えてしゃがみ込むようにダウン。
シーベイはそのまま立ち上がることが出来ず、KANAが圧倒的なKOで2度目の防衛に成功した。KANAはマイクを持つと「大和選手(第5試合)、野杁選手(第6試合)とKOで来て、泣きそうになるくらい入場前ヤバかったので(ガウンの)フードを被りました」と、プレッシャーが大きかったと告白。
「でも、しっかりKOで名古屋大会を終わらせることが出来てよかったです。練習していることを全て出し切ったわけではないので、これからも出し切れるように頑張ります。Krush、K-1にも出て、日本の女子格闘技はKrush王者のKANAが引っ張っていきたいです」と、女子格闘技界をけん引する存在になっていきたいと宣言した。
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