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【修斗】世界王者・佐藤将光が防衛戦、1月に敗れたザ・ギロチン”齊藤曜を逆指名

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2018/10/18(木)UP

世界王者・佐藤(左)が齊藤(右)を逆指名の防衛戦

 11月17日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『プロフェッショナル修斗 公式戦』で、修斗世界バンタム級王者・佐藤将光(30=坂口道場一族)が2度目の防衛戦を行う。

 挑戦者は、佐藤が今年1月にノンタイトル戦で敗北した“ザ・ギロチン”こと同級世界3位・齊藤曜(33=トイカツ道場)。王者・佐藤が自ら齊藤を挑戦者に指名した。

 佐藤は昨年10月、RIZINにも参戦した石橋佳大を破り同王座を獲得し、修斗の年間表彰においてMVPとベストバウトのダブル受賞を果たした。しかし、今年初戦となった1月の齊藤曜戦でまさかの判定負け。齊藤に終始、寝技で押され完封された。

 敗戦後には「たくさんの期待を裏切り全て失いました。相手の方が本気だった。返上とか考えたけどそれはただの現実逃避。現実と向き合い信頼取り戻していければと思います」(自身のSNSより)と齊藤を評価し、王座返上まで考えたという。

7月の初防衛戦ではパンチ連打で圧勝した佐藤

 しかし今年7月には初防衛戦で、トリスタン・グリムズリーに1RでTKO勝利と再起した佐藤は「正規王者として前に進むために、勝負しないといけない相手。逃げずに真っ向倒しに行く!」と、王者として避けられない戦いと決意している。

 相手の齊藤は、昨年11月に4年ぶりの修斗帰還。昨年度新人王を代名詞であるギロチン(フロントスリーパー)で斬って落とした。今年1月に佐藤を相手にフルマーク判定勝ちという番狂わせを起こしたが、5月にはハードパンチャーの平川智也の前に1RKO負けを喫した。

 ベルト獲得のため落とせない試合と感じていた齊藤は「試合からの二日間は、どうしたらいいのかわからずパニック」(自身のブログより)になるくらい落胆していたが、無念の日々から一転大きなチャンスを手にした。

佐藤(下)に得意のギロチンチョークを仕掛ける齊藤

 9月に行われた「Amateur QUINTET.1」でも、自身は1試合だけの出場ながらもチーム優勝を果たし、好調を取り戻している。

 齊藤は自身のSNSで「今までチャンスを逃し続けてきましたが、今回ベルトを獲り、全部肯定します。試合まで魂を磨き、今持ってる全部をぶつけにいきます。今の自分は自分史上最強です」と、根暗と自認する自分を全肯定するためにも、全てをぶつけて立ち向かうと意気込んだ。

 また、修斗世界ストロー級4位・猿丸ジュンジ(32=修斗GYM東京)vs本田良介(27=CAVE)が決定。

 猿丸は“フライ級最強の拳”と呼ばれる打撃を武器に活躍。これまでに4度のフライ級タイトルマッチを経験した実績を持ち、修斗軽量級を盛り上げて来た。
 今年1月には、かつて引き分けた現王者・猿田洋祐への挑戦権を懸けた一戦で敗北。しかし今年5月には判定勝ちで復帰した。今回勝って連勝につなげ、念願のタイトル奪取へ一歩進みたいところ。

猿丸(左)vs新人王・本田(右)の一戦も決定

 対する本田は昨年度フライ級の新人王。プロ戦績4戦3勝1分の無敗。波に乗り大物食いを狙う。

 さらに、昨年度ライト級新人王&MVPキャプテン☆アフリカの地元凱旋試合を、鉄の拳で完膚なきまでに叩き潰してみせた修斗世界ライト級10位キム・ギョンピョ(韓国/MMA STORY)が再来日。ベテラン・星野大介(総合格闘技津田沼道場)と対戦する。

 他、レスリング天皇杯三連覇で、プロ無敗の倉本一真(修斗ジム東京)の一戦など、見所の多い大会となった。

<決定対戦カード>
▼世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
佐藤将光(王者・2度目の防衛戦/坂口道場一族)
vs
齊藤 曜(挑戦者・同級世界3位/トイカツ道場)

▼ストロー級 5分3R
猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)
vs
本田良介(CAVE)※昨年度同級新人王

▼ライト級 5分3R
キム・ギョンピョ(韓国/同級世界10位/MMA STORY)
vs
星野大介(日本/総合格闘技津田沼道場)

▼バンタム級 5分2R
倉本一真(修斗ジム東京)
vs
岩鬼(フリー)

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・齊藤が寝技に持ち込み佐藤に勝利した一戦

・世界王者・佐藤将光が圧勝KOで初防衛に成功「修斗の王者は強くないとダメなんだよ」

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