【KNOCK OUT】重森陽太が「初戦は眼中に無い」、準決勝ヨードレックペット戦に照準
12月9日(日)東京・両国国技館にて開催される『KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館』。同大会で行われる「KNOCK OUTライト級アジアトーナメント」に参戦し、1回戦で10戦無敗のボルドバートル・アルタンドルグーン(22=モンゴル)と対戦する第9代日本フェザー級王者・重森陽太(23=伊原道場稲城支部)のコメントが主催者を通じて届いた。
重森は、KNOCK OUT出場経験のある第7代日本ライト級王者・勝次と同じく新日本キックボクシング協会を主戦場とするトップファイター。181cmの長身を生かした強烈でしなやかなミドルキック、ハイキックを武器とすることから「神撃キッカー」と呼ばれる。
2012年にプロデビューしてから18歳で10戦目にして日本バンタム級王者に輝き、その翌年には日本フェザー級王者となり二階級制覇を達成。2017年よりKNOCK OUTに参戦し、元ルンピニースタジアム認定バンタム級&スーパーバンタム級王者マキ・ピンサヤームなど世界の強豪たちを次々撃破。その後ライト級に階級を上げて数戦、さらに勝利を重ねた。戦績は30戦24勝(12KO)2敗4分と抜群の勝率を誇る。
今回のトーナメントに出場が決まり、「昨年のKING OF KNOCK OUT 初代ライト級王座決定トーナメントでは、勝次さんが出られていて自分は出場出来なかった。勝次さんも今回のトーナメントに出たかったと思うので自分がしっかり結果を残したいと思います。新日本キック代表で出場するので KNOCK OUT のベルトを持って帰りたい」とトーナメントに対する想いを強く語った。
トーナメント出場選手に対する印象を聞かれると、「森井選手は一回戦でキヨソンセン選手に負けたと思ったのですが、逆転 KO 勝ちして突破したのでいつか戦ってみたい選手です。僕の反対ブロックは盛り上げてくれればいいかなと思うだけで、誰が勝ち上がってきてもいいです」と話す。
階級変更後、「前は181 ㎝あってフェザー級で試合していたのでかなり減量がきつかった。最近ではライト級に合わせた調整が出来るようになったため7 月のヨーペット JSK 戦からかなり調子がいいです」と調子の良さを覗わせる。
一回戦の相手、アルタンドルグーンについては「スタミナに自信を持っているのかひたすら前に来るタイプで、そこをしっかりといなせるところはいなして、打ち合えれば打ち合って早めに倒したいと思います」と早いラウンドでのKO決着に自信あり。モンゴル人の体幹の強さに対しては「首相撲で鍛えているのでそれは問題ない」ときっぱり。
今回勝ち上がると、来年 2 月の準決勝でヨードレックペットと対戦することについては、「今はヨードレックペット戦に向けた練習しかしていない。今すぐにヨードレックペット選手とムエタイスタイルで勝負しても勝てる自信もあります。ボルドバートル選手はすでに眼中にないので、早く 2 月で試合をしたい」と準決勝に向けた準備を進めているという。
今後の目標については「準決勝では、今まで(観客が)見てきたヨードレックペット選手とは違う、焦ったり、熱くなったりといった一面を引き出せると思います。順調に 4 月に優勝できれば、ラジャダムナンスタジアムの王座に挑戦したい」とKNOCK OUTライト級アジア王座の次はムエタイ最高峰のタイトル獲得を目指すとした。
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