【K-1】シナ・カリミアン「飢えを満たしたい」初防衛戦に意欲
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』で、挑戦者に加藤久輝(36=ALIVE)を迎えて、初防衛戦を行うK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(30=イラン/WSRフェアテックス・イラン)のコメントが主催者を通じて届いた。
カリミアンは130戦以上のアマチュア経験を持ち、アマチュアでは5度世界王者となったが、イランではプロ活動が認められていないためイラン国外でプロとして活動。9月に行われた「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日し、2メートルの長身を生かしたリーチと多彩な足技を武器にトーナメントを制覇。見事初代チャンピオンに輝いた。
カード発表会見では、多くを語らなかったカリミアンだが「それはK-1のベルトを獲ってから、その重みと責任感をすごく感じているからだ。特にイランの人たちがすごく私を応援してくれているので、その期待に応えたいという気持ちから、そんな雰囲気になっているのかもしれない」とチャンピオンとしての威厳だったという。
カリミアンは現在、日本で練習を重ねており「日本の新しい環境に慣れるために時間もかかったが、今はコーチや自分を支えてくれている人と話し合い、それに基づいて練習できる環境が整っている。試合間隔が空いてしまったが、9月のトーナメントも久しぶりの試合だったし、この期間が自分をハングリーにさせてくれている。その飢えを満たしたくて力が入っているよ」と気合い十分だ。
対戦相手の加藤に関しては「K-1での試合を客席から1試合だけ見た。私にとって相手が有名な選手であっても無名の選手であっても関係ない。試合をするというだけで、加藤がどんな選手かも問題にはしていない」と特に特別な印象は受けていないようだ。今回のテーマは「このベルトを絶対に防衛すること、いい試合を見せること、そして今まで以上にファンの皆さんに楽しんでもらうことだ」と自信満々にコメント。
最後に「試合中に家族、ファンの、イランの人たちの顔が浮かんでくる。それで自分自身も『絶対に勝つ』という強い気持ちを持って戦うことが出来る。今回も今まで苦労したことを思い出すし、試合で勝つために様々な努力を積み重ねている。自分の夢を実現するために前に進んでいるんだ」との想いを熱く語った。
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