【K-1】激しい打ち合いに場内熱狂、カリミアンが延長戦でKO勝ち
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」
2018年9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
▼K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
●OD・KEN(27=ReBORN経堂)
KO 延長R 39秒 ※右ヒザ蹴り
〇シナ・カリミアン(30=イラン/WSRフェアテックス・イラン/WKNアマチュア世界ヘビー級王者)
※カリミアンが準決勝へ進出。本戦の判定は29-29、29-30(カリミアン)、29-29
OD・KENはこれまでKrushに参戦してきた選手で、K-1には初参戦。KO率が高いファイター(16勝12KO)で一撃必殺の右ストレートを持つ。
対するカリミアンはイラン在住で130戦以上のアマチュア経験を持つ。アマチュアでは5度世界王者となったが、イラン国内でプロ活動が認められてないためイラン国外でプロとして5試合(5勝4KO)を行った。「もっと試合をしたい」とのことで、ウィラサクレック・フェアテックスジムのイラン支部が新設され、その所属になったことでK-1参戦が決まった。身長は2メートル。
1R、かなり気合いが入った表情のカリミアンに対し、KENは微笑みを浮かべる。KENがパンチを打って来るところに右ストレートを合わせるカリミアン。ローにもワンツーを合わせてくる。
KENはそれに臆さずパンチで飛び込む。カリミアンがヒザ蹴りと左右フックでラッシュをかけるが、KENも打ち合いに応じて連打と左ボディブローをヒットさせた。いきなりエキサイティングな打ち合い。
2R、KENのローにカリミアンはバックスピンキックを合わせる。右ストレートを放ったカリミアンがヒザ蹴りを放ったところでローブローとなり、試合は中断。再開後、カリミアンは前蹴りを連発するもKENは構わず入り込んで右ストレートをヒットさせる。カリミアンの右フックを連続してもらうKENだが、すぐに打ち返す気の強さ。
3R、KENが蹴られながらも前へ出て距離を詰めてのパンチ。カリミアンは右ストレートと右フックで迎え撃つ。相打ちが何度も見られる。KENの右フックでカリミアンがフラつき、場内は大きく沸く。KENの右を何度も被弾するカリミアンはクリンチ。
しかし、KENの左フックをもらったカリミアンは左右フックで反撃。KENも真正面から打ち合いに応じて場内熱狂の激しい打ち合いに。本戦の判定はドローとなり、延長戦へ突入した。
延長Rが始まると同時に左右フックを連打するKEN。カリミアンは飛びヒザ蹴りから右ストレート、そして連打から右ヒザを顔面に突き上げてダウンを奪う。何とか立ち上がったKENだったが、レフェリーはKOを宣した。
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