【RIZIN】試合順が決定、那須川天心はセミファイナル、メインは初代Lヘビー級王座戦に
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催の『RIZIN.15』の試合順が発表された。今大会は、初代RISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)、RIZIN初代バンタム級王者・堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)などが参戦する豪華カードとなった。
メインイベントは、「RIZIN初代ライトヘビー級王座決定戦」として行われる、2015年に行われたRIZINヘビー級グランプリ優勝のキング・モー(38=アメリカ)vsイリー・プロハースカ(26=チェコ共和国)となった。
モーは、学生時代に培われたレスリング力と、ボクシング技術でRIZINヘビー級GPに参戦。そのGPでは強豪を次々と撃破しトーナメント制覇を果たす。翌16年にはRIZIN無差別級GPに急遽エントリーするも、世界トップクラスのミルコ・クロコップKO負けを喫し敗退。17年3月にBellatorのリングに復帰すると、かつて敗れたクイントン・”ランペイジ”・ジャクソンに判定勝利でリベンジを果たした。
対するプロハースカは、ムエタイとレスリングをバックボーンに、15年の年末に行われたRIZINヘビー級GPに初参戦すると、強烈な打撃と超攻撃的なファイトスタイルで、決勝でキング・モーに敗れたものの大きなインパクトを残した。その後RIZINに継続参戦し勝利を重ねた。今回、念願のタイトル獲得とモーへのリベンジを掲げ、闘志を燃やしている。
セミファイナルは、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)vsフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)に決定。
那須川は15歳にデビューし圧倒的スピードとカウンター、さらには派手な蹴り技を武器に国内外の強豪選手を次々と撃破。勝利を収めた選手には、ムエタイの超強豪選手のロッタンやスアキムも含まれており、まさに「キックボクシング界史上最強の天才」との呼び声も高い。
対するフリッツは、プロボクシング6階級制覇マニー・パッキャオ(40=フィリピン)の推薦選手でWBCムエタイのフェザー級フィリピン王者。8歳からムエタイとキックボクシングを始め、キックボクサーとして活躍しながらボクシングの試合にも挑戦。MMA無敗のまま4戦目でフィリピンMMAタイトルのURCCストロー級王者となったが、初防衛戦で一本負けした。
さらに、RIZIN初代バンタム級王者・堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)vsベン・ウィン(30=アメリカ)は那須川戦の前の10試合目に、大晦日は減量中に倒れてしまい欠場となった、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)の復帰戦は第7試合目に決定。また、元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者・大雅は、先日の会見で「1試合目でやらせて欲しい」という志願があり、それが実現して形となって1試合目となった。
RIZIN実行委員長の榊原信行氏は、自身のSNSで「ファンの皆さんと共に、歴史に残る、痺れるような緊張感と臨場感の溢れる極上の格闘技の祭典を創り出し、「平成」と言う一つの時代を締め括りたいと思います」とコメントしている。
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