【格闘代理戦争】皇治軍団が準決勝進出で武尊チームと対戦決定、両者が早くも挑発
注目の足つり男はKOに沈むがチームが勝って号泣格闘代理戦争4th 2ページ目
▼Bブロック第3試合
●梅田慎太郎(皇治軍団、中堅)
KO ※右フック
◯榊原達也(木村組、大将)
梅田はトライアウトでのスパーリングで、開始30秒で足がつったため「足つり男」と呼ばれる。対する榊原は、ハードパンチャーで木村が惚れ込んだ選手。
1R、梅田がラウンド開始から、爆発力を見せ左右の豪快なフックを振り回すと榊原もそれに応えるようにカウンターの右フックを当てる。中盤、榊原はパンチから蹴りに一転し、左ミドルやハイキックを起点に攻め梅田はダメージがあったか若干動きが鈍くなる。それでも、どん欲に前進し右フックを見舞う梅田だが、榊原のカウンターの右フックが炸裂。これに梅田がダウンしたところでレフリーが試合を止めた。勝った榊原は木村がKO勝ちした時と同じポーズをとった。
▼Bブロック第4試合
◯北村夏輝(皇治軍団、大将)
判定3-0 三者とも20-19
●榊原達也(木村組、大将)
1R、両者オードソックスで左ジャブを突き刺す。北村がプレッシャーをかけて右ヒザ、右ストレートを当てていくが、榊原はカウンターのワンツーや右ミドルをヒットさせる。榊原のカウンターをもらう場面もある北村だが、怯まず前に出て右ヒザを突き刺す。
2R、1R同様前進し右ヒザ、前蹴りを振るっていくが、榊原のカウンターの右フックをもらってしまう北村。しかし、中盤以降スタミナ切れが目立つ榊原に、北村が圧力をかけて、左右のフック、渾身の右ストレート、右ミドルで攻める場面が目立つ。榊原はなんとかガードを固めて耐えるが、後半北村が押し切った印象。
この結果によって、皇治軍団が準決勝進出を決めた。勝利した皇治軍団の皇治監督は「もう監督やめます(笑)心臓がドキドキしてたまらなかった。こいつらは俺の誇りです。日向は、手を怪我しても頑張って、梅は体張って、最後は大将の北村が張り切ってくれたから。ミノルくんチームも強くて、こいつらがキャリアのないことからでも、不可能はないっていうのを証明してくれた」と自身のチームの選手を称えた。
チームの準決勝進出を決めた大将の北村は「俺かっこよかったと思う人?俺の最後の対戦相手は誰に勝ったって言ってましたっけ」と言って皇治にマイクを渡すと皇治は「何言ってるか分からんし(笑)誰かに似てすぐ調子乗るんですよね。(那須川)天心くんですよね。僕がK-1に怒られるから(笑)」と返答。ジュニア時代に那須川に勝ったことのある榊原に勝ったことを北村が「(那須川に)間接的に勝ったってことで」と喜んだ。
準決勝で対戦する武尊監督には「見たか俺の最強。(武尊チームのメンバーは)髪型がイケてない。まああいつらをボコボコにしてやるから覚悟せえよ」とメッセージを送ると、2試合目でKO負けした梅田が出てきて「いや(勝てて)嬉しいっす」と言って号泣して周りが笑いに包まれると、皇治は「いいところ全部持っていくやん」と笑いながら梅田をねぎらった。
武尊監督は皇治チームに対して「選手すごかったです、でも監督は最低ですね。次回潰したいと思います(笑)」とコメントした。準決勝ではシードの武尊チームと対戦で監督同士の舌戦も予感させるが、決勝に勝ち上がるのは果たしてどちらか。
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