【K-1】佐々木大蔵のバックブローに中村プロデューサー「有効と判断」
2019年6月30日(日)、東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』において、KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王者・不可思(27=クロスポイント吉祥寺)を撃破した佐々木大蔵(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一夜明け会見が7月1日(月)に行われた。
試合を振り返り、佐々木は「不可思選手との試合はすごく面白くて、不可思選手の覇気を感じられて僕も刺激になった」と、選手同士心が通じた試合だったと語った。また不可思が負傷したバックハンドブローがグローブ部分以外での打撃ではないかと議論が起こった件に触れ、「見ているお客さんにとってすっきりできない終わり方だった」と振り返るとともに、「(不可思とは)またどこかで決着をつけられたら」と再戦の可能性をにおわせた。
試合前の記者会見において、不可思が挑むフェイスオフを佐々木がすべて無視した件について触れられると、佐々木は「すごく視線を感じました。それに対して動揺しない信念を持っていた」という自らの姿勢を明かし、「格闘技はスポーツ精神に則ってやっているので、(挑発やケンカというような)そういった思いはないですね」と、あくまで試合に向け集中していたと語った。
その試合では3ラウンドに不可思が頭部をカットした後に打ち合いに臨んだ展開を、「覇気に引き寄せられた」と不可思に導かれた展開だったことを明かした。不可思の必死さに負けないように必死になったという佐々木は、「正直夢中で試合をしていた」と全身全霊を懸けた3ラウンドだったと振り返った。
様々に議論されている佐々木のバックハンドブローについて、中村拓己K-1プロデューサーは、大会総括の中で以下のように語った。「佐々木選手のバックブローについては、あの場の審判団がグローブ部分が当たっての有効打と判断した。我々(運営)も審判団が出した判断に対しては、有効だと考えております。」
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