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【K-1】佐々木大蔵は不可思を徹底無視、試合で両者爆発か

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2019/06/30(日)UP

不可思(右)のフェイスオフを徹底して無視する佐々木

 6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」前日計量が行われ、出場選手全員が計量をパスした。

 K-1スーパー・ライト級ワンマッチで対戦する初参戦の不可思(ふかし/27=クロスポイント吉祥寺)は64.8kg、第4代Krushライト級王者・佐々木大蔵(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は65kgリミットでクリアした。

不可思が計量クリアでマッスルポーズ

 不可思は2008年にプロデビュー。2014年にはBigbangライト級王座を戴冠し、その後も4つの国内タイトルを獲得するなど実績を残す。2017年からはKNOCK OUTに参戦。初代ライト級王座決定トーナメントではベスト4で終わるが、2018年にKING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王座決定トーナメントに参戦すると、決勝で秀樹に勝利して権威あるベルトを巻いた。先月18日にK-1参戦を発表。「喧嘩を売りに来た、よそ者の俺がK-1のベルトを奪う」とKRUSHのリングに上がり高らかに宣言した。

先月21日の会見でも不可思(右)のフェイスオフを徹底して無視する佐々木

 計量を終え、明日への意気込みとして不可思は「佐々木選手をきっちり倒しているイメージが浮かんでいる」と発言すると、対する佐々木は「これまで試合に向け充実した日々を送ってきた。明日はそれを証明する日、楽しみにしていてください」とやんわりかわす。
不可思が「2R以内にKOします」と言うと、佐々木は「KOされないように頑張ります」と笑顔で答え、不可思の挑発に乗らない。

不可思をかわす佐々木だが、眼光鋭さが本気。激闘に期待だ。

 フェイスオフでは不可思が仕掛けるフェイスオフを無視し前を向いたまま。佐々木はあくまで合わせることをしない。前回の会見でも不可思のフェイスオフを無視。この徹底してかわす態度は逆に明日試合でどのような形で出るか期待される。

 セミファイナルで同階級のタイトルマッチがあるが不可思は
「今回K-1に来て一発目で自分の存在を示す試合になる。ベルトも獲りにいきたい。明日(同階級の)タイトルマッチあるがそこも意識している」と今回の試合に勝ち、これまで他団体の5本のベルトに加え、近い将来、明日行われるゲーオvs安保の同階級タイトルマッチの勝者と6本目のK-1のベルト獲りを目指す。対する佐々木は昨年、第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメントに決勝まで勝ち上がるものの決勝でゲーオに判定で破れ、今年3月には安保に判定で負けているので、不可思にとってベルト獲りにはどうしても落とせない一戦となる。

☆6.30 K-1 全試合順、試合スケジュールはこちら

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