【K-1】悪童・芦澤竜誠が引退宣言「また会う日まで、さようなら」
2019年6月30日(日)、東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』で大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定負けした芦澤竜誠(24=K-1ジム総本部チームペガサス)が引退宣言。
昨年6月に第2代フェザー級王座決定トーナメントで3位の実力を誇り、歯に衣着せぬ物言いで注目を集めてきた芦澤だが今回の試合前は2連敗(2KO負け)中で「今回の試合で終わってもいい」とこの一戦に全てを懸けていた。
芦澤の発言は試合前日会見でも爆発。今回の会見から選手の暴言、乱闘に罰金が科せられることで若干固い空気の中、明日の試合の意気込みについて聞かれると「暴言、罰金なんですよね。だったら会見に僕が必要ないじゃないですか。勝つだけしか言えないです。(フラストレーションが溜まる?)溜まってるに決まってるじゃないっすか。これで罰金になったら敵わないっすよ」と発言。それほど芦澤は、これまで悪童っぷりを発揮してきたキャラだった。
対戦相手の大岩は中学・高校時代はラグビーで愛知県代表にも選ばれたアスリートで一撃必殺の豪腕を持つ。両者は2017年に対戦、スプリット判定の末に大岩が勝利している。その大岩に2度のダウンを奪われ大差の判定負けで、3連敗となった。
試合後の会見で芦澤は「大岩選手の方が強かった。(大岩の印象は?)普通にパンチが見えなかったくらいです」と自身の試合を振り返った。
続けて「もうおしまいなので、俺より大岩選手の方が強かったので、男に二言はないです。引退です」とキッパリ。
ファンがまだ見たいと言っているがという質問に
「俺が(引退と)言ったんだから。また会う日までさようならって感じです。俺がいなくなってもK-1を見てくださいっていうだけですね」と引退の決意は固い様子。
芦澤はキックから完全引退するのか、それとも今回、自らマイクを持ってラップするパフォーマンスで入場し盛り上げたようにエンターテインメントの道か。24歳の若者はまだまだ可能性を秘めている。
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